MelodyVRがベータ版スマートフォンアプリと「Viewer」ハードウェアを発表

音楽関連のVRスタートアップ企業の成長を阻む原因の一つとして、VRヘッドセットの所有率が予想以上に伸び悩んでいることが挙げられる。スタートアップ企業のMelodyVRが、この課題に取り組むべく動き始めた。

MelodyVRは、Android端末とiOS端末向けに、クローズド・ベータ版のアプリをローンチしており、今夏には商用発売する予定だという。アプリでは、ヘッドセットなしでも、スマートフォン上で、MelodyVRが所有するライブ・カタログや、音楽関連のVRコンテンツを360°動画として再生できるとのこと。

しかしながら、MelodyVRの戦略第二弾は、自社ハードウェア「MelodyVR Viewer」のローンチにある。MelodyVRによると、「最近のスマートフォンを持っている人であれば誰でも、専用のVRデバイスを必要とせずに本物のVRを体験できる、高品質かつ低価格の製品」だという。このデバイスは、今年中に「現在のハードウェア製品と比較して、非常に低価格で」ローンチされる予定とのこと。

ちなみに、価格はまだ発表されていない。MelodyVRによってローンチされたプレビュー・サイト(https://melodyvr.com/mobileapp_preview/)を見ると、グーグルの「Daydream View」ヘッドセットとよく似ていることが分かる。

また、MelodyVRはイギリスで7月に開催されるWireless Festivalとチームを組み、新アプリのローンチ・イベントを主催するという。コンサートの間、アーティストとバーチャル上でファンが交流できるVRスペースや、ライブをストリーミング配信する予定とのこと。