ゲーム

アプリ消費時間の10%、アプリ消費額の74%をモバイル・ゲームが占める

分析企業のApp Annieが、モバイルアプリ内のゲーム市場について新たなデータを発表した。発表によると、「全モバイル・ダウンロード数のうちの33%、そして、モバイル上における消費時間のうち10%がゲームから生じている」という。また、「ハイパーカジュアル(※1)とクロスプラットフォーム(※2)型ゲームの台頭により、アプリストアにおける全消費額の74%がゲームからもたらされている」とも発表している。

さらに、App Annieは、2019年、全ゲーム消費額(モバイル、コンソール、PCなど)のうち、モバイルゲームが占める割合は60%になると予測している。伝統的なゲーム業界で長年にわたり、見くびられてきた分野としては、悪くない数字と言えるだろう。

※1ハイパーカジュアル:ハイパーカジュアルゲームとは、開発に時間がかからず、シンプルなインターフェイスで、直感的にプレイできるゲームのこと。
※2 クロスプラットフォーム:ハードの垣根を超えてコンテンツを楽しむことができるプラットフォーム連携機能のこと。

アップル社がゲーム用のストリーミングサービスを開始するとの噂

以前から噂されていたが、アップル社が2019年春、動画ストリーミングサービスを始めるという。さらに、今度はゲームサービスも始めるのではないかという噂が出てきている。

テクノロジー・ニュースサイトの Cheddar によると、「アップルの事情に詳しい5人によると、アップルはゲーム購読サービスを計画している。このサービスはネットフリックスのゲーム版のようなもので、月額を支払ったユーザーはいくつものゲームタイトルにアクセス可能になる」という。

現在のところ、月額がいくらになるか、どんなゲームが用意されるかなどは不明とのこと。さらに、この企画は、まだ開発の初期段階のため、結局無しになる可能性も有り得るという。

世界的金融機関グループのモルガン・スタンレー在籍アナリストのケイティー・ハバーティ氏は、アップルが「メディア・バンドル」として、音楽と動画、そしてリローンチされると噂のニュース・アプリ(加えて、ローンチが実現されるのであればゲームも)をまとめた月額プランを提供するのではないかと分析している。ハバーティ氏はこれにより、アップルのサービス事業の収益は2025年までに2%近くは増加すると見ている。

アップルによる「メディア・バンドル」が実現すれば、Spotifyやネットフリックスなど、一分野のみを専門とするサービスは苦境に追いやられるかもしれない。アップルとグーグルはともに「メディア・バンドル」を実行に移す可能性を持っており、アマゾンに至っては、すでにプライム会員制度で様々なサービスをまとめたセット購読を実現させている。Spotifyもアメリカで動画サービスのHuluとまとめた月額プランを提供し始めるなど、音楽ストリーミングサービスも次の動きに関心を向けているようだ。