バイドゥ

バイドゥの音声アシスタントDuerOSのユーザー数が4億人に

中国テクノロジー企業のバイドゥが、自社音声アシスタントのDuerOSに関する新たな数値を発表した。

DuerOSのユーザー数は現在4億人いるとのこと。今年1月には、DuerOSは2億台のデバイス上で使用されていたと発表されており、これは、DuerOSのユーザー・ベースが倍増したことを示唆する。(一月の時点ではデバイス数、今回はユーザー数という単位で数値が発表されたため、「示唆」という表現にとどまる。)

今回の数値は、バイドゥが「Xiaodu」シリーズとして、新たに三つのスマートスピーカーを公表したのに伴い、発表された。これらのスピーカーはすでに好成績を収めている。調査会社のCanalysによると、バイドゥは2019年第1四半期、スマートスピーカー出荷台数において、世界第3位となったという。ちなみに、1位はアマゾンで460万台、2位はグーグルで350万台、バイドゥが3位で330万台の出荷台数だったとのこと。

バイドゥによると、バイドゥのスピーカーでは、現在2千を超える「スキル(※スマートスピーカーにおけるアプリのこと)」が利用可能であり、さらにその数を増やすため、DuerOSの開発者サポートを取り入れる努力を進めているという。

2018年、スマートスピーカーの出荷数が8,620万台に成長

調査会社のStrategy Analyticsによると、2018年におけるスマートスピーカーの出荷台数は前年比169%の成長を見せ、2017年には3,200万台だった出荷数が、2018年には8,620万台になったという。同社は、いまや世界中で、6,000万世帯以上が少なくとも1台のスマートスピーカーを所有していると予測している。

Strategy Analytics社が2018年に発表した全四半期レポートから分析すると、2018年出荷されたスマートスピーカーの内訳は次の通りだ。1位のアマゾン「Echo」製品は2,970万台、2位の「Google Home」製品は2,230万台、3位はなんとアップルではなく、中国バイドゥの650万台、アップル社「HomePod」製品は400万台と予測されている。

スマートスピーカーの売上が最も大きくなった昨年の最終四半期においては、アマゾンが全世界出荷台数の35.5%、グーグルが30%、中国アリババが7.3%、中国バイドゥが5.7%、中国シャオミが4.6%、アップルが4.1%という結果になった。

アマゾンとグーグルによる市場シェア確保の成功のカギとなったのは、「Echo Dot」や「Google Home Mini」低価格モデルだ。しかし、売上収益で言えば、アップル社などの高価格製品の方が実際に占める割合は高くなるかもしれない。

スマート・ディスプレイ(スクリーン付きのスマートスピーカー)製品はどうだろうか?Strategy Analytics社のデイヴィッド・ワトキンス氏は、「スマート・ディスプレイは2018年最終四半期における出荷総需要の10%以上を占め、2019年の市場成長を牽引するものと期待されています」と語った。

フェイスブック社製品の「Portal」は、昨年最終四半期のレポートには「その他」に分類され、詳しい数字が出ていないが、昨年11月に発売されたばかりであることを考えると、2019年第一四半期の発表で、より詳しい事情がわかるかもしれない。