国際レコード産業連盟の統計は2020年の半ばまで公開されないが、世界的録音原盤収益が2019年も、5年連続の成長となったことは、ほぼ間違いないと言ってよいだろう。各国の業界団体や、メジャーレーベル、ストリーミング・サービスからの統計は、引き続きの成長を指し示している。

ミュージック・ビジネス・ワールドワイドが、メジャーレーベルの収益にとって、2019年がどのような意味を持つかについて、予想を発表した。「我々の計算では、2019年1月から9月までにおける世界三大メジャーレーベルの録音原盤収益は102億9千万ドル(約1兆1,267億円)に到達し、2018年同期における92億6千万ドル(約1兆138億円)を大幅に上回りました。ユニバーサル、ソニー、ワーナーは、2019年1月から9月までの期間で、ストリーミング・プラットフォームから60億7千万ドル(約6,645億円)を生み出し、2018年同期にストリーミングから集合的に生み出された50億ドル(約5,475億)から10億ドル(約1,095億円)以上増加、前年同期比21.4%増となっています。」

この数字は、メジャーレーベルがまもなく、新たな記録を迎えるであろうことを示唆している。2019年第3四半期におけるストリーミング収益が1日あたり2,290万ドル(約25億1千万円)であった事実は、すぐにそれが1日あたり2,400万ドル(約26億3千万円)を超えるであろうことを示唆しており、世界三大メジャーを合計すると、もうすぐストリーミングは1時間あたり100万ドル(約1億1千万円)以上の収益を生み出すようになるということだ。