著作権侵害を追跡する企業のMusoが、2018年、違法サイトが1,890億回訪問されていたことを明らかにした。一見すると膨大な数に見えるが、実は、1年前に同じようなデータが公表された際の違法サイト訪問数は3,000億回だった。したがって、1年間で違法サイトへの訪問数は37%減少したことになる。

これらの数字には、音楽、テレビ番組、映画、ソフトウェア、本など、あらゆる種類のデジタルにおける著作権侵害が含まれている。Musoによると、全体の違法サイト訪問数のうち、15.87%を音楽が占めたとのことで、計算すると、違法音楽サイトへの訪問数は300億件程だったことになる。2017年における違法音楽サイトへの訪問数は739億件だったため、一年間でその数は59.4%減少したことになる。

全体の違法サイトへの訪問数の60%が、ウェブ上の違法ストリーミング・サイトへのアクセスだったという。つまり、テレビ番組や映画コンテンツが違法に公開されているサイトのことだ(音楽にはSpotifyやSoundCloud、YouTubeなど、世界的に無料でも使用可能なオプションが多数存在しているからかもしれない)。Musoによると、ストリーミング・リッピングのサイト訪問数は昨年16%減少したという。

ただし、日本ではYouTubeから音楽を転用した違法アプリなども存在しており、特に若者間での利用が問題となっている。