東京を拠点とするAI企業のAmadeus Codeは、自社のサービスを作曲家のためのシソーラス的存在と説明する。Amadeus Codeはこの度、World Innovation Lab(WiL)主導により、180万ドルの資金調達を完了したという。

Amadeus Codeは2017年に設立され、スランプに悩んでいたり、新たなジャンルに挑戦しようとしている作曲家が、最高のメロディー・アイデアを素早く生み出すための手助けをしている。

Amadeus Codeのアプリは何百ものコード進行があらかじめインストールされており、ユーザーはマッチング・アプリのTinderのように、気にいったか気に入らないかをスワイプで選択できるようになっている。さらに、好きなだけリズムやテンポを調整することも可能だ。

Amadeus Codeの共同設立者でありCOOでもある福山泰史氏は、「音楽とクリエイティビティにおけるAIの展望を、我々と同じくらい楽しみにしている人たちがテクノロジー業界にいると分かり、感激しています。WiLの協力と洞察力を歓迎します。」と語っている。WiLのジェネラル・パートナー兼共同設立者の松本真尚氏は「ビジネスモデルの変革が長らく求められてきた音楽業界で、同社の活動は新たな道になると確信しています」と付け加えている。