TikTokが世界三大メジャー・レーベル全てと「短期」契約を結んだとビルボードが報道した。「急速に発展するTikTokとメジャー・レーベルが長期契約の細かい点を交渉し続けることを可能にするため、レーベルがテクノロジー企業と通常結んでいる18〜24ヶ月の契約よりも著しく短い」という。

TikTokは、KobaltおよびBMGとも出版権に関する契約締結を完了しており、さらに、今年1月には、インディーズのライセンス契約交渉団体のMerlin(マーリン)との取引も締結している。しかし、主要出版社は、TikTokにとって課題のままであり続けている。

さらに、テクノロジー・サイトのThe Informationは、YouTubeが「TikTokキラー」とも言うべき、「Shorts」と呼ばれる独自の新機能の開発に取り組んでいると伝えている。「Shorts」は、「YouTubeアプリ内でユーザーが投稿した短い動画のフィードを提供するもので、ユーザーが作成した動画のサウンドトラックとして、YouTubeですでにライセンスされている音楽カタログを利用できるようにする」と報道されている。新機能について、YouTubeは公式発言を控えている。