グーグルは、音楽やアート作品を人工知能で創るプロジェクト「Magenta(マゼンタ)」の新しい作曲方法として、ローファイ・ヒップホップのAI自動生成アプリ「Lo-Fi Player」を発表しました。

ローファイ・ヒップホップを自動生成できる「Lo-Fi Player」は、ウェブサイトからアクセス可能です。「Lo-Fi Player」はウェブ上でユーザーが様々な操作を行うことで、リラクゼーションや勉強用のローファイビートを生成していきます。

Magentaプロジェクトで「Lo-Fi Player」開発者のVibert ThioおよびDouglas Eckは次のように説明します。 「人が芸術をさらに楽しむことを手助けするための、インタラクティブな音楽作品のプロトタイプとして、ローファイヒップホップというジャンルをより深く知るインタラクティブな入り口として見てください」

ローファイヒップホップをAIで自動生成するプロジェクトは、Magentaが初めてではありません。今年も音楽とAIのスタートアップ、AI Musicが、人間のプロデューサーとAIでコラボしたローファイ・ヒップホップのミックステープをYouTubeで公開するなど、AIを使った自動作曲の実験は続いています。

Photo by magenta