音楽企業やアーティストが利用できるメタバースを開発するスタートアップ「Stage11」が、新たなプロジェクトとして、フランス人DJでプロデューサーのデヴィッド・ゲッタ専用のメタバース開発を発表しました。「The David Guetta Experience」は2023年に正式ローンチ予定。メタバースの音楽やサウンドトラックはデヴィッド・ゲッタ本人が提供するDJセットとなっています。

プロジェクトの全容は明らかになっていませんが、ユーザーは「デヴィッド・ゲッタと共に音楽の未来を救う」ゲーム形式の体験が用意されることが示唆されています。メタバースのフィーチャリングアーティストには、Snoop Dogg、Akon、Ne-Yoも予定されています。デモは今秋に公開予定で、登録が始まっています。参加者には、限定1000個のインタラクティブ型NFTが当たる特典も用意されています。

パリを拠点にするStage11は、音楽やゲーム、MR、NFT、デジタルコレクティブを組み合わせたメタバースの開発に向けて、2021年10月に577万ドル(約8億円)の資金調達を行いました。これまでにStage11が支援してきたアーティストには、Martin Garrix、Snoop Dogg、Salif Gueyeなどがいます。