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SNSやゲーム、ソーシャルアプリ向けに音楽を短尺コンテンツ化してライセンスするスタートアップ「Songclip」は、ユニバーサルミュージック・グループと複数年のグローバルライセンス契約で合意しました

今回の合意で、SongclipのAPIを通じて、ユニバーサルミュージックとユニバーサルミュージック・パブリッシングの楽曲が様々なアプリやSNSに配信されるようになります。

ユーザーは、短尺コンテンツやコンテンツのBGM設定を行う際に、ユニバーサルミュージックがライセンスする膨大な音楽ライブラリから楽曲が利用出来るようになります。

ユニバーサルミュージックはSongclipのシステムを通じて、複数のアプリやプラットフォームへの複雑なライセンス提供が可能になります。それによって、同社には、動画やアプリでの楽曲利用のロイヤリティ収入が生まれます。

SongclipはSNS、ゲーム、メッセージ、マッチングなど様々な分野のアプリに、メジャー楽曲をライセンス提供していきます。そのため、ヒット曲を利用したいアプリ開発企業やプラットフォームに対してライセンス契約を簡素化するというメリットも生まれます。

今回のライセンス契約によって、すでに契約済みのワーナーミュージック・グループと加えて、Songclipはメジャーレコード会社2社と楽曲利用が実現しました。

Songclipと契約して短尺コンテンツから新たな収益化を進めているのは、メジャー以外にも、Kobalt、BMGなどの大手インディー企業を含めて7500以上の権利保有者が世界中にいます。現在、Songclipが生成する音楽クリップ・ライブラリーは300万曲を超えています。