シンガポールに拠点を置く音楽制作アプリで、世界的に人気の「BandLab」は、2024年の時点で、登録ユーザー数が1億人を超えるほど、急成長が続いています。そのBandLabは、アーティストの収益力強化を支援する一環で、近年はディストリビューションやライセンス・ビジネスも拡大させてきました。BandLabを活用するアーティストで、世界的ヒットを生み出すアーティストも登場してきました。

アメリカ・ニューヨーク出身のシンガーソングライター、d4vdもBandLabユーザーの一人。iPhoneにダウンロードしたBandLabアプリで制作した2022年の「Romantic Homicide」がSpotifyで10億再生を突破しました。これはBandLabアーティストでは初めてのマイルストーンとなりました。d4vdはデビュー・アルバム『WITHERED』のリリースが4月25日に控える中、BandLabとコラボレーションしたマーケティング施策として、地元のニューヨークで3日間にわたるポップアップイベントを開催します

イベントは3日間に渡り開催され、未公開映像や衣装の展示、BandLabを使い音楽制作を始めたd4vdの「クローゼット」スタジオも再現されます。他には、アーティストとファンのミート&グリート、アコースティック・ライブ・セッションに加えて、d4vd本人が参加するクリエイター向けワークショップとデモ音源リスニング・セッションも行われます。アルバム・リリース当日には、『WITHERED』ウォッチパーティーも開催されます。

BandLabは、イベントに合わせて、2曲のボーナストラックが新たに追加された「BandLabエクステンデッド・バージョン」を初公開します。BandLabによれば、アルバムの多くでBandLabが活用され録音されたと説明しています。