
カタログ楽曲やアーティスト情報の管理ソリューションである「OpenPlay」は、アーティストやレーベルへの収益支払業務を実現する「Trolley」と提携を発表しました。両社の連携により、アーティストやレーベルに対し、複雑化する権利管理業務と収益分配業務のさらなる効率化を目指します。特に、多国籍アーティストや複数の権利者との契約、音楽に加えて映像コンテンツやUGCの収益分配が増える企業の管理業務を大幅に削減でき、柔軟かつ透明性の高い支払の実現が期待されます。
OpenPlayが提供するカタログ楽曲のメタデータ管理プラットフォームは、これまで3,000社以上のレーベルや音楽出版社に導入されており、その中にはメジャーやインディペンデント・レーベルも含まれます。一方、Trolleyのシステムは現在、世界210カ国、500万人以上に対するロイヤリティ支払に対応して降り、支払実績は年間数十億ドル規模に達しています。SoundCloudやBandCamp、Downtown Musicなど、大手企業がTrolleyを導入して、支払い業務の効率化、迅速な支払を実現してきました。
OpenPlayでは、2025年2月にローンチした新たなサービス「OpenPlay Reach」にTrolleyの機能を統合します。Reachは、音楽や映像コンテンツのDSPへの配信機能、メタデータ管理、収益管理を一元化できるプラットフォームで、アーティストやレーベル、個別のリリース単位で利用できる柔軟な仕組みを提供しています。TrolleyはReachユーザーに対して安全な支払処理の実現し、財務フォームの管理や不正防止などの機能も提供していきます。