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日本コロムビアグループは、AIを活用したエンタテインメントレーベル「NCG ENTERTAINMENT」の設立を発表した。同レーベルを通じて、AIを活用するクリエイター支援事業を展開する。同社によれば、今回の取り組みは、国内主要レコード会社において日本初の試みであるという。

https://ncg-entertainment.com/

新レーベルでは所属するクリエイターの一般公募を始めている。AIアーティスト、AIシンガー開発者、バーチャルタレント、キャラクター制作者など、AIを活用して創作活動を行う全てのクリエイターが対象となっている。

契約締結したクリエイターには、アーティスト活動におけるAIツール使用料やバーチャル空間等でのライブ活動の支援や、グローバル展開を視野に入れた各権利を紐付けた印税・収益分配システムの提供、フィジカル音源の制作流通やカラオケ配信、SpotifyやApple Musicなど主要DSPへのディストリビューション、AI作品の類似性を確認するチェック機能やバックオフィス支援など包括的な活動支援を提供する。

近年のアーティスト活動は、AIをはじめとする様々なツールの活用によって、急速な進化を遂げている。一方で、音楽だけでなく、映像コンテンツや文章など、AIを活用した作品やコンテンツがSNSやDSPで配信される時代が来ている。企画から制作、配信を一人で完結させるクリエイターも増えており、現場では従来の分業モデルからの大きなシフトが起こっているが、こうした新時代のクリエイターの多くは、既存の音楽ビジネスの枠組みに入り、収益化や権利運用ができない、という課題に直面している。日本コロムビアでは、これらの課題解決に向けて、NCG ENTERTAINMENTを通じてクリエイターやアーティストの創作活動を支援する体制を整え、日本から世界へエンタテインメントの価値を発信する取り組みを強化する。