音楽サブスクリプション各社の値上げの連鎖、いわゆるドミノ効果が続いている。Spotifyは1月、米国で月1ドル分の値上げに踏み切った。併せるようにして、競合各社も追随する空気が強まっている。Amazon Musicは先日、日本で値上げを実施したばかりだが、今度は米国と英国でAmazon Music Unlimitedの価格を引き上げた。米国では個人プランは12.99ドル、プライム会員は11.99ドルとなる。英国では個人プランは12.99ポンド、プライム会員は11.99ポンドとなった。ファミリープランも値上げの対象に含まれており、それぞれ19.99ドル/19.99ポンドから21.99ドル/21.99ポンドに引き上げられた。

11.99ドル = 約1,850円
12.99ドル = 約2,000円
19.99ドル = 約3,100円
21.99ドル = 約3,400円

11.99ポンド = 約2,500円
12.99ポンド = 約2,700円
19.99ポンド = 約4,200円
21.99ポンド = 約4,600円

競合他社の現行プランは次のようになっている。米国ではSpotifyの個人プランは12.99ドル、Apple Musicは10.99ドル。YouTube Music Premiumは10.99ドルで、YouTube Premiumは13.99ドル。

Amazon Musicの値上げは、過去12カ月で2度目という高頻度での実施となった。前回は2025年1月に個人プランが10.99ドルから11.99ドルへ価格改定された。

興味深いことに、Amazon Music Unlimitedは、プライム会員向け価格が通常よりも1ドル低く設定されている一方、Spotifyは昨年、より高価格帯の「プレミアム・プラチナム・プラン」を開始した。また、サブスクリプション各社や音楽業界は、複数の値上げに対する解約の影響は見受けられないことを強調している。