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韓国のHYBEが運営するスーパーファン・プラットフォーム「Weverse」は、同プラットフォーム上のファンダムの動向を分析した年次レポート「2025 Weverse Fandom Trend」を公開した。レポートは、2024年から2025年の間で3000万人のWeverseユーザーと32の機能の利用状況を分析。その中で、アーティストとスーパーファンの繋がり方をグローバル規模で分類し、スーパーファンの属性や、アーティストの成長に寄与する行動を紹介。さらに、Weverseを活用する日本人アーティストとファンとのコミュニケーションの事例も紹介している。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000646.000045862.html

Weverseの分析結果では、ユーザーがスーパーファンへ深化するファン活動の変容を、探索型のビジター、鑑賞型のライトファン、交流型のアクティブファン、主導型のスーパーファン、の4段階に定義する。これは、アプリの訪問頻度や、活動の深さ、コンテンツ消費の度合い、購買履歴など、複数の活動から分けられる。このファンダム・ファーニーを段階的にステップアップし、スーパーファンに転換したユーザーは20%だと言う。

ファンからスーパーファンへ転換する上で活用されやすい機能では、Weverse LIVEでのリアルタイム視聴や、Weverse DMでのメッセージ機能、Listening Partyを使った交流、Digital Membershipによる月額サブスクリプションを通じた追加特典が挙げられる。

主導型のスーパーファンがより積極的に活用する機能では、Listening PartyとDigital Membershipの2つが挙げられる。2025年は107のコミュニティで52,580回のリスニングイベントが開催され、937万人が参加し、累計再生数は1570万回を記録した。BTSのコミュニティではファンのみが参加するパーティーで約150万回の再生数を記録。ENHYPENのコミュニティでは2025年最長の168時間 (約7日間)連続のパーティーが開催されるなど、ファンが自発的にイベントを主催している。

一方、アーティストが主催するパーティーでは、FRUITS ZIPPERが2025年最長記録となる10時間パーティーを実施。KATSEYEは2025年最多の合計17回のパーティーを開催。スーパーファンを集めるイベント開催で交流を盛り上げた。

もう一つのDigital Membership機能では、動画広告の非表示や字幕自動生成、リアルタイムチャット翻訳などのコミュニケーション機能が最も多く活用された。利用地域のトップ5はアメリカ、インドネシア、日本、中国、韓国となり、日本のファンダムはアーティストに直接メッセージを届ける「ファンレター」の利用率が13.4%と最も高く、能動的なコミュニケーションを好む傾向が示された。

Weverseでは2025年、月間アクティブユーザー数(MAU)が過去最高の1,200万人を突破。BTSやBLACKPINKなど大物アーティストのカムバックに加えて、2025年にデビューした11組の新人アーティスト人気が成長要因に挙げられた。

Weverseはまた、引き続きグローバル展開を加速させている。参加する日本人アーティストは合計20組に増え、世界161カ国のファンにリーチしている。&TEAMはWeverse LIVEを合計199回実施、投稿数は850件を超え、圧倒的な発信数でファンとの距離を縮めている。aoenはメンバー一人あたりの平均コメント数が367件、合計コメント数が2,570件と密度の濃い双方向の交流を実現。NOAは週1のペースでライブ配信を実施し、配信回数は57回を記録するなど、安定した活動で存在感を示した。