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ユニバーサル ミュージック グループは東南アジアの観光プロモーション領域で大型のパートナーシップを発表した。UMGは、ユニバーサル ミュージック シンガポールを通じてシンガポール政府観光局 (STB)パートナーシップ契約を締結した。音楽を通じて、シンガポールを特別なライブやファン体験の目的地として打ち出す狙いがある。

期間は3年で、国際的に支持されるアーティスト主導の企画、限定ファン体験、統合型マーケティングキャンペーン、旅行系パートナー企業と連携して、音楽を通じてシンガポールの魅力とを世界に訴求していく。また、国際アーティストだけでなく、シンガポールのローカルアーティストを紹介する機会も設け、共通する情熱やカルチャーを軸に、オーセンティックなストーリーを発信し、シンガポールのインバウンド需要の強化を目指す。

シンガポール政府観光局マーケティンググループのアシスタント・チーフ・エグゼクティブであるケネス・リム (Kenneth Lim)は次のように述べた「自分自身の情熱や関心に響くコンテンツやコミュニティに参加する消費者が増えており、特にエンターテインメントやライフスタイルの領域で顕著に見られます。ユニバーサル ミュージック シンガポールとの複数年にわたるパートナーシップにより、音楽を通じて世界中のオーディエンスとより深いつながりを構築し、この潮流を拡大していきます。私たちが最も期待しているのは、東南アジアの中でもシンガポールでしか体験できない、象徴的な場所で開催される親密なファンイベントような、特別な機会を作ることです」

ユニバーサル ミュージック グループ東南アジア・韓国CEO兼アジア担当上級副社長のカルヴィン・ウォン (Calvin Wong)は次のように述べた「UMSGのアーティストネットワークとオーディエンスのインサイトと、デスティネーション・ストーリテリングに対するSTBのビジョンを組み合わせることで、アジア全域のアーティストに新たな機会を生み出し、シンガポールを創造性、コネクション、グローバルな文化交流の舞台として位置付けていきます」

観光キャンペーンはこれまで、広告代理店やインフルエンサー、メディア、PR会社が中心で行われてきたが、今回の動きは、レーベルが契約するアーティストや音楽IP、アーティスト自身の企画力、レーベルの楽曲制作力、SNS発信、そしてファンダムとグローバルネットワークが、観光マーケティングに直接貢献できる、最適な組み合わせであることを示している。

加えて、レーベルとアーティストにとって、観光マーケティングが新たな収益源となり、世界中にファンを広げ、自身のブランド価値の影響力を拡大することへと繋がっていくはずだ。