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フランス・パリを拠点に世界中のアーティストを支援するディストリビューター「Believe」は、新たなレーベル「AZTEC」を立ち上げた。この合弁会社はニューヨークを拠点とし、インディペンデント音楽業界において長年の企業経営で成功してきた経営者、アズ・コーエン (Az Cohen)と共同で運営される。コーエンは、2012年設立のインディペンデントレーベル「300エンターテインメント」を世界屈指のレーベルへ押し上げ、2021年にワーナーミュージックが買収するまで、同レーベルのアーティスト獲得やストリーミングヒットの創出など、世界的な成功の実現において重要な役割を果たした。300エンターテインメントは、彼の父親で、現在はYouTube音楽部門のグローバルヘッドを務めているリオ・コーエンが共同設立した。

AZTECを通じて、Believeとコーエンは、アーティスト第一のパーソナルな長期的キャリア形成のアプローチと、Believeのグローバルインフラ、データドリブンなマーケティング、独自のオーディエンス開拓ツールを組み合わせた支援を提供していく。

BelieveはAZTECを通じて、国際事業の拠点を拡大しつつ、米国進出を本格化する。同レーベルの契約アーティストは、今後数ヶ月以内に発表予定である。Believeは近年、世界各地で起業家視点のアプローチを持つ企業とジョイントレーベルを設立してきた。イギリスではTileyard Musicと共同で「Tenace Records」、フランスではマネジメント会社Kidding Asideと共同でエレクトロニック音楽専門のレーベル「All Night Long」を立ち上げた。

Believeとの協業について、コーエンは次のようにコメントしている「今日のアーティストの成功は、多くの場合、ハイパーローカルなストーリーから始まっています。私たちの役割は、そのストーリーを世界中で支援し、広げることです。Believeは、現地に根ざした強力な専門性を持つ真のグローバル企業として、独自の立ち位置を確立しています。AZTECのアーティストは、ファンがどこに住んでいようとも、自分たちのストーリーが新たなファンに届けられると確信できるはずです」

Believeの音楽事業グローバル・ヘッドのロマン・ヴィヴィアン (Romain Vivien)は次のようにコメントした「AZTECとのジョイントベンチャーは、アーティストファーストのパートナーシップを構築し、創造性と文化の現場を深く理解する起業家を支援するという、Believeの継続的なコミットメントを示すものです。アズには、才能を見極め、持続可能なキャリアを築く卓越した力があり、私たちは共に、次世代のアーティストのために設計されたエコシステムを構築していきます。」