
アジアの音楽IPに特化した投資会社「blackx」は、日本人アーティストの細野晴臣氏とパートナーシップを締結したと発表しました。blackxの日本での提携は、2025年3月に発表したアソビシステム株式会社とJ-POPグローバル展開支援に続く第二弾です。
細野晴臣氏は今回の発表において次のように述べています「blackxが天使のように突然僕の前に現れ、今後の海外での活動を手助けしてくれることになりました。なんという幸運でしょうか。彼は本当に音楽が好きなんです。All the best !」
blackx日本代表である白須賀裕樹は次のように述べています「細野さんのレガシーは比類なく、まさに日本の真のパイオニアでありレジェンドです。彼の音楽的遺産を次世代の世界中のオーディエンスへ広げ、揺るぎないものにしていくこの新たな章をサポートできることを光栄に思います」
blackx のCEOであるTan Chee Mengは次のように述べています「音楽史において最も重要なアーティストのひとりである細野さんとパートナーシップを結べることは、本当に光栄です。細野さんの音楽は時代や国境を超え、音楽レジェンドの殿堂に名を連ねる存在です。彼のレガシーを世界中の次世代へと受け継ぎ、今後の創造的活動をサポートすることで、その価値をさらに高めていけることを誇りに思います。」
今後blackxは、細野氏の音楽とレガシーを世界中のオーディエンスに届けるための支援を行います。協業第一弾として、2025年7月にパリのDover Street MarketでのDJ出演、ロンドンのRoyal Festival Hallでのライブ公演を支援。また、モデル・女優の水原希子氏とデザイナーHijiri氏が手掛ける限定カプセルコレクションもパリのDOVER STREET MARKET(DSM)にて限定発売されます。今後はマーチャンダイズ、カタログ音源のリイシュー、展示企画、そして細野氏の影響力を体感できるデジタル・ミュージアム体験など、幅広いクリエイティブ・プロジェクトを予定しています。
blackxは、アジア発アーティストの音楽著作権や音楽IPに投資を行っています。包括的なIP管理や新たな価値の創出、流通を行い、成長と海外リーチを拡大することで、持続可能な収益化と、アジア音楽の世界での評価と理解の向上を目指しており、アーティストやカタログ権利を持つレーベルや企業などにおいては、新たな収益機会とレガシーの価値拡大を実現する選択肢として、注目を集めています。