◆Vol.1 が各方面で反響を巻き起こした”BFサミット”、第二弾開催決定!カタログ売買時代に「日本国内で今できること・準備すべきこと」とは何か?

「クイーンの楽曲カタログが2000億円で売却」ーー
そんなニュースが世界を賑わせる中、音楽カタログや原盤の売買は、今やグローバル音楽ビジネスの最重要トレンドとなっています。

一方で日本では、
「現役アーティストには関係ないのでは?」「権利を安く手放すことになるのでは?」
…といった誤解がいまだ根強く残っています。

しかし、カタログ売買の本質は「売る・買う」という単純な取引ではありません。
「ストリーミング時代における、楽曲価値を最大化するための新しいパートナーシップ」なのです。

グローバル市場が広がる中、過去の楽曲にも新たな価値が生まれています。
そして近年、海外の投資家や音楽企業の間では、日本の楽曲カタログに対する関心が急速に高まっています。今こそ、日本の音楽業界が「眠る資産=カタログ」の価値をどう最大化し、その可能性をグローバルなパートナーシップへとつなげていくかが問われています。

2025年4月に開催された 「Music Ally Japan Business & Finance サミット Vol.1」 は、
業界関係者から「海外トレンドの理解が深まった」「次のビジネスのヒントを得られた」と高い評価を得ました。

その反響を受け、第2弾となる今回は、「カタログ売買時代の価値最大化戦略」 をテーマに、特に「日本国内で今できること・準備すべきこと」に焦点を当て、より実践的なアプローチを掘り下げます。

本サミットでは、グローバルトレンドを見据えつつ、以下の2つのテーマを中心に議論を展開します。

  1. カタログ売買を通じた「楽曲・原盤の価値最大化戦略」
  2.  カタログ価値を高めるための「権利整理・整備戦略」

制作費や活動費の調達・資金繰りに日々頭を悩ますアーティスト、事務所、レーベル、プロデューサーなど全ての音楽関係者のみなさまにとって、戦略立案のヒントとなれば幸いです。

◆イベント概要

【開催日程】2026年1月14日(水)17:30~19:30(予定)

【参加方法】オンライン

【参加費用および参加方法】
本Peatixページより、ご希望のチケットをお申込みください。

・リアルタイム視聴(Zoomウェビナー形式):無料(※1)
・アーカイブ後日視聴券(Vimeoでの動画配信):5,000円(全セッション対象の予定)(※2, 3)

※1. Zoomの配信URLは、お申込みされた方に、Peatixにてご案内いたします。事前にお申込みいただいた方のみ視聴が可能です。配信URLの拡散等はご遠慮ください。また、画面の撮影・録画・録音はご遠慮ください。
※2. アーカイブ視聴期間は、3ヶ月の予定です。アーカイブ視聴チケットを購入いただいた方には、イベント終了後、後日、動画の配信準備ができ次第、視聴方法をご連絡させていただきます。
※3. MAJ Pro年割会員 / 法人会員の方は、お申し込み不要 / 無料でアーカイブをご視聴いただけます。視聴方法につきましては、動画の配信準備ができ次第、ご連絡させていただきます。(MAJ Proについてはこちらをご参照ください。)

【主催・運営】
Music Ally Japan

【協賛】
STARBASE

【個人情報の取扱いについて】
本イベントのお申込み時にご登録いただいた個人情報は、本イベントの協賛企業と共同利用することがあります。その他個人情報の取扱いについては、Music Ally Japan プライバシーポリシーの定めによるものとします。

◆プログラム(予定)

 – 司会進行:ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

17:30~ オープニングセッション
 「カタログ売買の現状を概観する~楽曲価値を上げるためのパートナーシップとは」
 ・ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

17:45~ グローバル視点から見るアジア音楽の可能性
「カタログ売買の専門家は、アジア楽曲の市場価値と成長性をどう見ているのか」
 ・Charles Caldas(Exceleration Music)
 – インタビュアー: ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

18:15~ 楽曲の“再活性化”戦略~ブランディングの力
「ストリーミング時代に再び輝く、過去曲のリブランディング術」
・小川真奈美(STARBASE)
 – インタビュアー:田巻 郁(Music Ally Japan)

18:45~ カタログ売買を万全にするために、今できること、やるべきこと
「価値向上のために今からできる作品と権利への向き合い方、考え方」
・パネルディスカッション:小川真奈美(STARBASE)、児平信之亮(STARBASE)、山崎卓也(弁護士/Music Ally Japan)

19:25~ クロージングセッション
・ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)

◆登壇者について

小川 真奈美 :【株式会社STARBASE】取締役

大学卒業後、2003年 SEOサービスとネット広告代理店の有限会社エクシス(現株式会社フルスピード)創業メンバーとして従事。

2006年 レコードレーベルに入社し、音楽配信部門担当としてデジタルサービスの本格化に携わり、ソフトバンク傘下の音楽SNS”MySpace Japan”勤務を経て、2007年6月に総合音楽プロダクションとして株式会社onepeaceの設立に参画、取締役に就任。

音楽配信事業を中心に、著作権管理、アーティストマネジメント等幅広く新規事業を展開し、2018年 一般社団法人インディペンデント・レーベル協議会(ILCJ)理事に女性最年少で就任。

2021年 音楽配信を軸とした新サービス”STANDO”をローンチ。

2022年6月 株式会社onepeaceから音楽配信事業・著作権事業の事業承継業務に従事、株式会社STARBASEの取締役兼音楽事業部長に就任。

2025年6月 インディペンデント音楽事業者の国際団体であるWIN(Worldwide Independent Network)の会員である一般社団法人Independent Music Coalition Japan(IMCJ)理事に就任。

児平 信之亮:【株式会社STARBASE】執行役員 CFO

2015年3月、慶應義塾大学経済学部卒業後、同年4月、大和証券株式会社に入社しM&Aアドバイザリー業務に従事。M&A案件のオリジネーションからクロージングまでを包括的にカバーし、エンターテインメント業界の案件を含む各種M&A案件の公表に貢献。

2019年7月、ゴールドマン・サックス証券株式会社に入社し、M&Aや株式・債券による資金調達、IPOを含む投資銀行業務全般を担当。IPOでは複数件のグローバル・オファリングにグローバル・コーディネーターとして携わり、エクイティ・ストーリーの策定や機関投資家向けのコミュニケーション戦略の立案を担う。

2022年10月、株式会社STARBASEに参画しCFOに就任。

Charles Caldas:【Exceleration Music】パートナー

現在は、独立レーベルやアーティストの未来への投資を行うグローバルリーダーたちによるパートナーシップ、Exceleration Music のパートナーとして活動。経験豊富な音楽専門家チームを擁し、世界的なデジタル・フィジカル流通企業 Redeye Worldwide を通じて独自の市場戦略を展開している。 さらに、デジタルエンターテインメント産業の次の進化に取り組む企業への戦略アドバイザーも務め、欧州有数の独立系メディアグループ Edel A.G. の監督委員会にも参画している。 

以前は、独立音楽企業を代表する世界的権利機関 Merlin の初代 CEO として、設立から 12 年間にわたり組織を牽引。2019 年末の退任まで、その成長と国際的地位の確立に大きく貢献した。

◆協賛企業について

STARBASE

【「楽しい」を価値に。ボーダレスに。】

株式会社STARBASEは、エンターテインメントを活用した企業ブランディングやライブイベント制作、音楽・映像コンテンツの制作・配信を手がけるエンタメ総合商社です。

企業やパートナーが持つ強みやリソースに、STARBASEのエンタメのクリエイティブ力やネットワークを掛け合わせることで、これまでにない価値や事業を共に創り出す「オープンイノベーション型共創」を推進しています。

あわせて、コンテンツやIPのグローバル展開を目指すエンタメ事業者との提携も拡大中です。

STARBASEは、常に多様なパートナーとの対話を歓迎し、エンタメの可能性を広げていきます。

– 公式ウェブサイト:https://starbase.jp/

◆ゲスト企業について

Exceleration Music

Exceleration Music は、音楽業界のベテランたちが結集して設立した、インディーズ中心のレーベル / 音楽サービス企業。独立系アーティストや小規模レーベルの作品を、デジタル配信・フィジカル流通・マーケティング・権利管理などを通じて、既存メジャーに依存せず世界に届ける体制を提供。また、既存のインディーズレーベルを買収・提携して支援することで、その文化とクリエイティブな多様性を守りながら成長を後押しする役割を果たしている。

– 公式ウェブサイト:https://www.excelerationmusic.com/