投稿公開日:2025-11-05 投稿カテゴリー:マーケティング 日本を含めて世界中のDIYアーティストが利用するディストリビューター「DistroKid」は、アーティストが自身の楽曲や作品をグッズ化し、ファンに直接販売できるeコマースプラットフォーム「Direct」を新たに立ち上げた。アルバムアートワークをプリントしたTシャツやトートバッグ、アーティストのロゴを施したグッズなど、様々なグッズが販売できるようになる。Directでは、アーティスト自らがグッズの価格を設定し、売上の100%を受け取ることが可能。全ての商品はオンデマンド生産で、世界各国に配送もできる。利用料金は月額6ドルに設定されており、在庫管理費や初期費用、ストア利用費も必要ない。現在はベータ版として一部アーティストに先行提供が始まっており、今後より多くのアーティストへ展開していく。https://distrokid.com/direct/新サービスの提供を通じて、DistroKidはアーティスト・グッズ (マーチャンダイズ)事業に本格参入する。「Direct」の構築には、DistroKidが2023年に買収したD2F (Directo-to-Fan)プラットフォーム「Bandzoogle」の技術が基盤として用いられた。2013年に設立されたDistroKidは、ニューヨークに本拠地を置き、世界で200万組以上のDIYアーティストがDSPへ安価で配信し、レーベルと契約することなく、音楽からの収益最大化を実現するための様々なツールを提供している。DirectはインディペンデントアーティストやDIYアーティストがファンと直接繋がり、自らの作品の権利の活用と収益をアーティスト本人が主体的に運営できるエコシステムを目指した取り組みだ。アーティストの再生や収益化に重要なスーパーファンの醸成やファンダム形成に繋がるツールと捉えることができる。DistroKidを利用するアーティストや音楽クリエイターの中には、他のディストリビューターやレーベルに移ることなく、DistroKidを通じて、さらなる収益化の実現が可能になる者も増えるだろう。