
世界展開するディストリビューター「FUGA」は、グッズ販売支援を強化するため、アメリカ・ナッシュビルの音楽D2Cスタートアップ「Single」と提携を発表しました。これはFUGAにとってEコマース領域への進出の第一歩で、同社はSingleと提携する初の音楽ディストリビューターとなります。
両社の連携によって、FUGAのアーティストや契約レーベルは、Singleのシステムを通じて、音楽やグッズをShopify連携するストアに直接配信できるようになるため、楽曲の配信とグッズの直接販売を同じシステム上で管理が可能になります。アーティストやレーベルのストアで販売された音楽の売上は、米国、英国、オーストラリアのチャートに報告されます。また、Singleのシステムで、新曲リリースのリスニングイベントの開催や先行グッズ販売、バンドル販売、特典の提供なども行うことも可能で、ファンコミュニティの活性化に繋げられます。
FUGAの社長であるクリスティアン・クローネ (Christiaan Kröner)な次のように述べています「今日のアーティストは、包括的なビジネスソリューションを求めています。音楽業界は複雑化し、収益源も多様化が進み、ファンとの直接的な関係構築の重要性が増してきました。私たちは、アーティストが直面するこうした課題を深く理解しており、常に一歩先を見据えて対応してきました。Singleの強力なD2Fアプリを当社のプラットフォームに統合することで、アーティストはコンテンツを収益化し、ファンと繋がり、収益最大化する手段を一括で提供します」