開催決定!Music Ally Japan グローバル・デジタルサミット 2025
※1. プログラム最終発表 / 登壇者追加 (6/23更新)
※2. 前夜祭参加券付チケット再販売中(枚数限定)
◆日本の音楽ビジネスの成長戦略を考えるカンファレンス「Music Ally Japan デジタルサミット2025」開催決定 – テーマは「音楽ストリーミング上陸10年 ― 新世代の成長戦略に必要な『創造的破壊』」
音楽業界のデジタル戦略開発およびマーケティング支援をグローバル視点で展開するMusic Ally Japanは、成長戦略とデジタル変革に意欲的な音楽企業の経営者および業界関係者が集う、音楽ビジネス特化型カンファレンス「Music Ally Japan デジタルサミット2025」を開催いたします。
第5回目となる今回のテーマは「音楽ストリーミング上陸10年 - 新世代の成長戦略に必要な『創造的破壊』」。2025年は、日本で定額制音楽ストリーミングが開始して10年目という節目の年です。2015年の上陸以降、果たして日本の音楽業界はどこまで成長できたのでしょうか?
この10年で、ストリーミングは国内外問わず、あらゆる側面で変革を遂げてきました。しかし、日本では今なお、レガシーモデルから脱却できず足踏み状態な企業や、ストリーミングの重要性を理解していながらも実行が伴わず、成長機会を自ら手放している企業も少なくありません。一方で、デジタルシフトを武器に新たな成長フェーズへ移行する企業も台頭しており、業界内ではストリーミングおよびデジタルビジネスへの取り組みを巡って企業間・経営層間の「戦略格差」が急速に拡大しています。この二極化は、日本の音楽業界全体の競争力や、世界基準の成長を阻む障壁となっています。
世界の音楽ビジネスは、すでに新たな成長ステージに突入しています。その波は、日本の一歩手前まで近づいてきました。次の成長軌道に乗るためには、世界視点でのテクノロジーの理解や、「グローバル」「サブスクリプション」「データ」「インディペンデント」といった成長領域への挑戦など、これまでの延長線上にない「創造的破壊」から新たな戦略を描くことが求められています。
今回のカンファレンスでは、日本が成長軌道に乗るために求められる、従来の延長線上にある未来予測や指標を変革する音楽戦略について議論します。先進的かつ実践的な戦略、国際標準の技術・ツールを駆使して成長する音楽企業とキーパーソンをお招きし、日本の音楽業界が新たな収益機会と成長を実現するための方法や考え方を多角的に紹介します。
本カンファレンスは、日本および海外から、多数の音楽企業とテクノロジー企業の経営層や意思決定者が多数参加し、情報交換やネットワーキングの場として活用されています。日本企業にとっては、海外企業との貴重な接点を得られる機会でもあり、海外展開を目指す参加者にとっては大きな価値を提供しています。
このカンファレンスが、グローバル化を加速させたい、デジタル戦略を軌道に乗せたい、ストリーミングの収益成長を実現したい企業や関係者の皆様にとって、新しい音楽ビジネスの実行に向けた戦略的視点と実行力を得るための機会となれば幸いです。
◆イベント概要
【日時】
2025年6月27日 (金) 11:00 開始(10:30 開場) / 20:00 終了予定(途中、休憩あり)
【会場】
WITH HARAJUKU HALL
(東京都渋谷区渋谷区神宮前1丁目14−30)
【参加費用および参加方法】
本Peatixページより、ご希望のチケットをお申込みください。
※イベント当日のオンライン配信はございません。なお、チケットを購入いただいた皆さまには、イベント終了後、アーカイブのご視聴方法をご連絡させていただきます(一部、アーカイブ配信に含まれないセッションの実施がある可能性がございます。予めご了承下さい。)
※MAJ Pro 年間会員チケットをご購入頂いた方:
サミット当日、受付にてMAJ会員ステータスを確認させていただきます。
(MAJ Pro会員ご登録はこちらから:https://www.musically.jp/about-maj-pro)
【通訳について】
本カンファレンスではAI同時通訳システムを導入しております。当日配布いたしますネームバッジに記載のQRコードを読み込んでいただくことで、ご自身のスマートフォン上にて、日英翻訳の内容をリアルタイムでご確認いただけます。
【アーティスト戦略構築支援サービス MAJ Pro会員様向け 法人パッケージ】
MAJ Pro会員様のご要望にお応えし、以下の条件に当てはまる法人様を対象に、チケットを特別価格にてご提供致します。
・<MAJ Pro法人プラン> もしくは <MAJ Pro 個人年間プラン> を、同一法人内の2名様以上でご利用いただいている場合
価格<6/27(金)グローバル・デジタルサミット & 6/26(木) 前夜祭のご参加>・2〜5名様でご来場:お一人様 13,000円
・6〜10名様でご来場:お一人様 12,000円
・11名様以上でご来場:お一人様 11,000円
<6/27(金)グローバル・デジタルサミットのみのご参加>
・2〜5名様でご来場:お一人様 9000円
・6〜10名様でご来場:お一人様 8000円
・11名様以上でご来場:お一人様 7000円
お申し込み方法
MAJ Pro会員様向け 法人パッケージお申し込みのご希望の方は、musicallyjapan@musically.comまでご連絡ください。
補足
・MAJ Pro会員様ではない同法人の方も、当パッケージでのご来場者としてお申し込みいただくことが可能です。
・お支払いについては、ご請求書対応もしくは、Peatixチケットご購入時にご利用いただける割引コード付与にて対応させていただきます。
・その他、ご不明な点がある方は、musicallyjapan@musically.comまでご連絡ください。
【参加証明書の発行】
参加証明書をご希望の方は、musicallyjapan@musically.comまでご連絡ください。サミット終了後に、発行させていただきます。
【前夜祭について】
登壇者や協賛企業をはじめとする、国内外の音楽業界関係者が集結する前夜祭を開催いたします。参加をご希望の方は、前夜祭参加券付チケットをご購入下さい。
– 日時:2025年6月26日 (木) 18:00 開始(17:30 開場)/ 20:00 終了予定
– 会場:オーバカナル 原宿店(東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 3F)
【主催・運営】
Music Ally Japan
【スポンサー】
レコチョク、beatdapp、Chartmetric、OpenPlay、Muserk、Music Story、Gerbera Music Agency、Daflow.ai
【個人情報の取扱いについて】
本イベントのお申込み時にご登録いただいた個人情報は、本イベントのスポンサーと共同利用することがあります。その際の利用目的その他個人情報の取扱いについては、Music Ally Japan プライバシーポリシーの定めによるものとします。
◆プログラム
11:00~セッション1.「転換期のストリーミングエコノミー・音楽の価格を上げていくためにできることは何か」(パネルディスカッション)
・アンドリュー・ベイティ(Beatdapp / 創業者 兼 共同最高経営責任者)
・ヒル 薫子(Merlin Japan株式会社 / アジア太平洋地域 ゼネラルマネージャー)
・竹中 直純(オトトイ株式会社代表取締役 / ソフトウェアエンジニア / デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科教授)
モデレーター:山崎 卓也(Music Ally Japan)
11:45~セッション2.「日本のライツホルダーに寄り添った配信オペレーションとディストリビューションとは」(パネルディスカッション)
・相田 一成(株式会社レコチョク ソリューション事業部 / 統括部長)
・川崎 義博(株式会社ポニーキャニオン / クリエイティブ進行部 部長)
モデレーター:田巻 郁(Music Ally Japan)
12:25 – 13:25 ランチ休憩
13:25~セッション3.「あらゆる音楽ビジネスにメタデータが重要な理由~コモンメタからタギングまで~」(パネルディスカッション)
・福山 泰史(Music Story / Business Development Japan)
・小島 京古(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(芸団協CPRA)/ 海外業務部長)
・田邉 光紀(エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社 / デジタルソリューショングループ ゼネラルプロデューサー)
モデレーター:河村 剛志(Music Ally Japan)
14:05~セッション4.「インバウンドの洞察をアウトバウンドの飛躍に〜欧米アーティストの日本での成功に学ぶ、日本人アーティストのグローバル戦略」(対談)
・チャズ・ジェンキンス(Chartmetric / チーフコマーシャルオフィサー)
・ルピンダー・シンガ(ワーナーミュージック・ジャパン / Strategy & Insights ディレクター)
インタビュアー:鈴木 央透(Music Ally Japan)
14:30~セッション5.「アーティストプロモーション強化術:“ただの運用”で終わらせない、効果を最大化するチーム体制」(パネルディスカッション)
・金野 和磨(Gerbera Music Agency株式会社 / 代表取締役)
・喜山 奏(SPACE SHOWER FUGA / マーケティング担当)
モデレーター:ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)
15:10 – 15:25 休憩
15:25~セッション6.「ライブ事業とストリーミング配信の戦略的融合 – 双方を成長させるファンセントリックなビジネスモデル」(パネルディスカッション)
・ジェイミー・ニーリー(Breakaway Projects / 社長)
・ロブ・シーリー(Openstage / 共同創業者)
・チアゴ・マチャド(Ranked Music / 創業者 兼 最高経営責任者)
モデレーター:パトリック・ロス(Music Ally)
16:00~セッション7.「海外から音楽出版権収入を最大化させる戦略とマインドセット」(パネルディスカッション)
・ポール・ゴールドマン(Muserk / 創業者 兼 最高経営責任者)
・関 美奈子(作編曲家)
・齋藤妙子(EMPIRE / アジア太平洋地域ビジネス・アフェアーズ担当 シニア・バイス・プレジデント)
モデレーター:山崎 卓也(Music Ally Japan)
16:40~セッション8.「AI時代における音楽アセットの大規模活用:収益戦略と業務連携の最適化」(プレゼンテーション)
・エドワード・ジニス(OpenPlay / 共同創設者 兼 チーフ・クライアント・オフィサー)
17:00~セッション9.「アーティストの”強み”で切り拓く新興市場でのインパクト創出とファン育成戦略」(対談)
・嘉藤 富至(Daflow.ai / Exceutive Director)
・葵ローズ(アーティスト)
インタビュアー:ブレンダン・ガッフニー(Music Ally Japan)
17:25~セッション10.「アーティストに最大の利益をもたらす契約相手と活動展開の手法」(パネルディスカッション)
・グジ・ロレンザナ(Symphonic Distribution / A&R事業開発部門 アジア地域マネージャー)
・スティーブン・ドウラー(Clout Kitchen / 事業開発ディレクター)
モデレーター:ジェイ・コウガミ(Music Ally Japan)
18:00〜ネットワーキング交流会
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※タイトル及び登壇者は予告なく変更となることがございます。
◆登壇者について
(※全登壇者は近日発表)
相田一成
株式会社レコチョク
ソリューション事業部 統括部長
アニメ制作やコンサートプロモーターなどの業務を経験し、2008年にEMIミュージック(現ユニバーサルミュージック)に入社。デジタル事業開発/セールス部門を経て、2020年9月、ワーナーミュージック傘下のディストリビューション会社ADAの日本オフィスを開設。同社の海外展開の功績をもとに、米・ビルボード社のInternational Power Players 2021・2022に選出。エンターテインメント業界の幅広い知識と経験、海外および国内のレコード業界関係者とのネットワークとともに、2024年4月海外戦略担当としてレコチョクに入社。2025年4月より現職。
葵 ローズ
アーティスト
日韓ハーフのダンスアーティスト・葵ローズは、幼少期より鍛えた卓越したダンススキルと唯一無二の表現力で、国内外のダンスコンテストにて数多くの受賞歴を持つ実力派。2024年に音楽アーティストとして本格デビュー後、リリースした4曲すべてがSNSを中心に国際的なバイラルヒットを記録し、楽曲再生数は累計3,000万回超。特にTikTokを起点とした中南米・東南アジア圏での人気が高く、SNSフォロワーはグローバルに拡大し、45万人以上に達している。ブラスや8bitサウンドを取り入れた中毒性のあるトラックに、女性の自由や自己肯定をテーマにしたメッセージ性のあるリリックを重ね、ジャンル・言語・文化を越えて共鳴を生んでいる。また、楽曲ごとにキャラクターやスタイルを自在に変化させる“カメレオンアーティスト”としての柔軟性と多面性も高く評価されている。
TV、映画、CMなどで培った多彩な経験を活かし、音楽・ダンス・ヴィジュアルを融合させた圧倒的なパフォーマンスで、国際的なポップ・カルチャーシーンにおいて存在感を放つ新世代アーティストである。
アンドリュー・ベイティ
Beatdapp
創業者 兼 共同最高経営責任者
音楽、ソーシャルメディア、Web3分野における業界変革に貢献してきた、15年以上のキャリアを持つエンターテインメントおよびテクノロジー分野の起業家。Leadership Musicの卒業生。自身のスタートアップのために1億5,000万ドル以上の資金を調達し、人工知能、機械学習、ブロックチェーン、データ基盤に関する特許を7か国で40件以上出願。
現在は、カナダを拠点とするBeatdappの共同創業者兼共同CEOとして、音楽業界におけるストリーミング詐欺対策を牽引し、アーティストやレコード会社が失われたロイヤルティ収益を数十億ドル規模で回収する支援している。
過去には、チャートのトップ10入りアーティストや、ライフスタイルブランドの立ち上げを支援するほか、Facebook、Twitter、YouTubeなどのウェブサービスのグロースハックにも従事した経験を持つ。
エドワード・ジニス
OpenPlay
共同創設者 兼 チーフ・クライアント・オフィサー
エンターテインメント、コンテンツ管理配信、テクノロジー分野における20年以上の実績を持つ起業家・投資家。大規模分散システム、サプライチェーン設計、Web3、AR/VR、空間コンピューティング、AIへの深い知見を持つ。
ロサンゼルスにてソフトウェアエンジニアとしてキャリアを開始し、Concord Music GroupおよびVillage Roadshow Entertainment Groupにおいて、企業テクノロジーとソフトウェア統合を担当。2013年、音楽業界向けの権利・コンテンツ管理プラットフォーム「OpenPlay」を共同設立し、機能開発の推進、クライアント基盤の拡大、業界全体の権利管理手法の革新に貢献している。また、Westcott MultimediaやScreenSpace等、テクノロジースタートアップへの戦略的アドバイスを提供するほか、ホログラム技術の先駆者である「Proto」の共同創業者も務める。新興テクノロジーの実用化と業界適用における実践的知見をもって、Music Biz、SXSW、A2IMなどの業界イベントでも登壇経験多数。
現代テクノロジーとエンターテインメントの融合に関するオピニオンリーダーとして高い評価を得ている。
嘉藤 富至
Daflow. ai
エグゼクティブ・ディレクター
音楽業界における著作権ライセンス、デジタル戦略、国際交渉の専門性を強みとし、JASRACでの著作権管理業務を経て、2019年よりByteDanceにて「TikTok」「TikTok Music」「CapCut」「SoundOn」などのライセンシング、ライツデータマネジメント・ディストリビューション、ビジネスデベロップメントをリード。グローバルおよび日本市場におけるアーティスト支援体制の整備、権利者との契約交渉、著作物の対価還元の適正化、音楽配信プラットフォームに関するリスク管理などを通じ、音楽とテクノロジーの融合を推進。2025年よりWieden+Kennedy Tokyoにてビジネスアフェアーズ領域を担当し、ブランドや広告コンテンツに関する知財・ライツマネジメント、契約交渉、リスクアセスメント等に従事。グローバルブランドの展開を支えるIP戦略の実務者として、クリエイティブと法務を架橋する役割を果たしている。
同年5月には「Daflow.ai」に正式加入。日本市場における音楽の越境展開と権利者支援の橋渡し役として、アジア発の音楽がより多様な形で世界とつながる未来を見据え、ライツ・ディストリビューション・プロモーション戦略の構築に取り組む。
川崎 義博
株式会社ポニーキャニオン
クリエイティブ進行部 部長
デジタルおよびフィジカル商品の制作進行ならびにDSP契約担当として、適切なリリースの促進を図るとともに、全体のスケジュール管理およびメタデータの品質管理を担う。1992年、ポニーキャニオン入社。スタジオ部門に配属され、スタジオレコーディングエンジニアとして数多くの録音に携わる。日本プロ音楽録音賞に6回ノミネートされ、うち2回最優秀賞を受賞。その技術力を買われ、2000年より音楽配信におけるエンコード業務を担当し、着うた時代の音質管理を担う。その後は、メタデータ管理システムの構築、DSP納品、デジタルマーケティング、DSP契約、デジタルプロモーションなど、音楽配信ビジネス全般に幅広く携わり、現在に至る。
喜山 奏
SPACE SHOWER FUGA
マーケティング担当
大学卒業後、新卒で某レコード会社に入社。2022年にスペースシャワーに入社しSPACE SHOWER MUSICの SNSプロモーションを中心とした業務を経験後、現在は、SPACE SHOWER FUGA マーケティングセクションに所属しDSPマーケティング、SNSマーケティングを中心に担当する。レーベル窓口業務であるAccount Managementセクションも兼任している。
グジ・ロレンザナ
Symphonic Distribution
A&R事業開発部門 / アジア地域マネージャー
20年以上にわたり音楽とエンターテインメント業界で活躍してきたエグゼクティブ兼クリエイティブ・プロフェッショナル。
キャリアの出発点はシンガーソングライター兼俳優であり、フィリピン、ベトナム、インドネシアを中心にDisney+やNetflixでも配信実績を有するテレビや映画に出演。ソロアーティストおよびTFTIのメンバーとして発表した音楽作品は、累計2,000万回以上のストリーミング実績を持つ。2017年、アーティストマネジメント会社Open Door Artistsを共同設立し、国際的な人材の育成と支援に注力。YouTube Musicではフィリピン市場の音楽コンテンツ戦略をリード。Ingrooves Music Groupのカントリーマネージャーとして東南アジアでの展開を主導し、Virgin Music Groupによる買収後はタイ市場の立ち上げに貢献。現在は独立系アーティストやレーベルの支援に注力し、各市場に適した文化的・戦略的アプローチを提供。
現在は、Symphonic DistributionのA&R事業開発部門においてアジア地域マネージャーを務め、主要アジア市場における事業拡大を牽引。
小島 京古
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(芸団協CPRA)
海外業務部長
名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程中退。
大学助手、文化庁、文部省学術国際局(当時)、著作権情報センター、理化学研究所脳科学総合研究センター勤務を経て、2010年6月より芸団協CPRAに勤務し2022年4月より現職。2024年5月よりSCAPR(実演家権利管理団体協議会)理事、2025年5月よりIMARA(国際音楽実演権利者同盟)副議長を兼務。
金野 和磨
Gerbera Music Agency株式会社
代表取締役
日本大学卒業後、人材サービス会社、音楽ITサービス会社、デジタルマーケティング会社などを経て、音楽業界特化型のデジタル広告代理店として2015年に同社を設立。アーティストのファンベース開拓や楽曲プロモーション、販売促進を各種デジタル広告でサポートしている。最新のアドテクロジーを音楽マーケティングに落とし込めることを強みとする。
齋藤妙子
EMPIRE
アジア太平洋地域ビジネス・アフェアーズ担当 シニア・バイス・プレジデント
音楽業界で20年以上の経験を持ち、Downtown Music PublishingおよびSONGS Music Publishingにて、出版権および原盤権の管理・開発を通じてアーティストやソングライターを幅広く支援してきた。現在は東京を拠点に、アジア全域における事業戦略、アーティストサービス、マーケット拡大を統括している。
ジェイミー・ニーリー
Breakaway Projects
社長
メジャーレーベルおよび音楽出版のA&R、プロデューサー・マネジメント、エンターテインメント業界全体における契約交渉の専門家。
Warner Records元会長ロブ・カヴァロの指導を受けた後、BMGに移籍。
同社ではルイス・キャパルディと契約し、「Someone You Loved」はSpotify史上3番目に多く再生された楽曲として70億回以上のストリーミングを記録。現在は、プロデューサーのポール・ミーニー(Twenty One Pilots、Yungblud)のマネジメントを担当。
音楽以外の分野では、Showtimeのドキュメンタリー『Meet Me in the Bathroom』や、NetflixでイギリスNo.1ドキュメンタリーとなった『Lewis Capaldi: How I’m Feeling Now』のエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
Blink-182、Rüfüs du Sol、Black Coffee、Empire of the Sun、マイリー・サイラス、ハリー・スタイルズ、The Strokes、5 Seconds of Summerなどに関連するアーティスト、プロデューサー、作家、マネージャーと幅広く協業。Breakaway Projectsでは、レーベル部門の統括責任者として、アーティスト契約、予算管理、リリース戦略を主導。
スティーブン・ドウラー
Clout Kitchen
事業開発ディレクター
スティーブン・ドウラーは、アジアと欧米の音楽市場を結ぶキーパーソンとして、15年以上に渡り音楽業界で活躍する。2018年以降、世界有数のインディペンデント・レーベル「Monstercat」にて、アジア太平洋地域の事業責任者を歴任。市場の開拓、ビジネス戦略、マーケティング、A&R、ディストリビューション、イベント運営などを主導。ローカル・アーティストの発掘・獲得やコミュニティ育成で多大な成果を達成。ゲーム業界との大規模コラボレーションを成功させ、レーベルの収益を10倍以上に拡大させた。Monstercatはアジアにて最も多くのライブイベントを展開するレーベルへと成長させる。
Monstercat以前には、上海初のエレクトロニック・ミュージック・フェスティバル「E-Midi」や、中国最大規模のフェスティバル「STORM」の設立に関与。また「Kanjian Music」では音楽出版事業の設立に尽力するなど、中国の音楽業界の発展とグローバル化に貢献してきた。
現在はロサンゼルスを拠点に、2024年に起業したアーティストサービス専門の「NMGTC」を経営。最近では、ファン・エンゲージメント専門のスタートアップ「Clout Kitchen」の事業開発ディレクターに就任。グローバルな視点とアジア市場の知見を強みに、音楽業界の発展を推進している。
関美奈子
作編曲家
(写真クレジット:RYOSUKE WATANABE)
1973年生まれ、東京都出身。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校作曲専攻および同大学作曲科卒業、同大学院修士課程修了後、アニメ、ゲーム、ドキュメンタリー、報道番組などの音楽制作に携わる。クラシック音楽を出発点とし、高校時代よりシンセサイザーやコンピュータなどの機材に関心を持ち、幅広いジャンルの制作を行う。劇中音楽を担当したTVアニメ『ブラッククローバー』は、2020年にクランチロールにて最多の87カ国で視聴数1位を獲得し、2023年公開の映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』は、同年6月12日~18日のNetflix週間グローバルTOP10(非英語映画)で第2位を獲得する。
現在、JASRAC(日本音楽著作権協会)理事、JCAA(日本作編曲家協会)常任理事、FCA(日本音楽作家団体協議会)理事、MPN理事、洗足学園音楽大学准教授。
竹中 直純
オトトイ株式会社 代表取締役 / ソフトウェアエンジニア / デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 教授
1990年代初頭からインターネットの始動に伴走し、特にコンテンツ領域で未踏領域の開拓を行ってきた。1995年から2000年のオペラ”LIFE”まで坂本龍一氏のインターネットライヴを技術面で指揮開発し、2000年にはメディア・アーティスト協会(MAA)を通じて事実上JASRACが独占していた著作権管理事業に競争原理を持ち込む新法の策定に携わる。
2003年、OTOTOYの前身となるrecommuniを創業した直後、2005年前後にはタワーレコード株式会社のグループCTOとして音楽サブスクリプションサービスの先駆けとなるNapster Japanの立ち上げを行う。その後OTOTOY社代表へ復帰しダウンロードサービスを中心とした音楽ストアを設計開発し経営する。
テレビ番組、動画、書籍、記事メディアにおいても各々既存産業とネットに息付くオープン文化との融合を試み続ける。
田邉 光紀
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
デジタルソリューショングループ / ゼネラルプロデューサー
レコチョクで着うた時代よりコンテンツ納品に関するメタデータやデータベース周りの業務を担当。メールベースのデータ交換からDDEXベースのシステム連携へ移っていく過程を経験し、エッグスではDSPへのデリバリーフィード開設におけるインテグレーションを担当。その後レコード会社にフィールドを移し、現在はavexでメタデータを主として音楽配信に関する業務を担当。
チアゴ・マチャド
Ranked Music
創業者 兼 最高経営責任者
マイアミを拠点とするデジタル音楽マーケティング・コンサルタント会社 Ranked Music の創業者兼CEO。アーティストやレーベルがインテリジェントなデジタルマーケティングツールと革新的な音楽テクノロジーを活用し、キャリアを成功に導くための支援を行っている。GoogleおよびSpotifyで約10年間にわたり、デジタルメディアと収益化の分野で活躍し、デジタル戦略、インフルエンサーマーケティング、コンテンツ制作、事業開発などの専門家チームを率いた経験を持つ。
Ranked Musicは現在、米国および中南米の主要レコード会社、ディストリビューター、インディペンデントレーベル、マネジメント会社など、幅広いクライアントと連携。マチャドのリーダーシップのもと、同社はデジタルメディア戦略、コンテンツ戦略、スーパーファン向けチャネル構築といった分野で専門性を発揮し、アーティストやレーベルの成長を支えている。2023年には、Music Ally Marketing Awardsにて「Best Agency(最優秀エージェンシー)」を受賞。また、FloyyMenorのキャンペーンに関する取り組みはMusic Allyの『Sandbox』にも掲載された。
サンパウロのIBMEC大学にてエグゼクティブ・マネジメントMBAを取得。マッケンジー・プレスビテリアーナ大学では経営学学士号を取得している。
チャズ・ジェンキンス
Chartmetric
チーフ・コマーシャル・オフィサー
ナイトクラブ運営とライブプロモーションでキャリアをスタートさせ、その後、グラミー賞受賞暦を持つレーベルやプロダクション会社を設立後、ユニバーサルミュージックグループにてインタナショナルマーケティング担当Vice Presidentを歴任。
現在は、世界有数の音楽業界向けデータ分析サービスChartmetricにてChief Commercial Officerを務めながら、レコード会社、アーティストマネジメント、金融系企業に、ストリーミング戦略、A&R戦略、商業戦略についてアドバイスを提供している。
AppleやYouTubeと音楽関連プロジェクトの立ち上げや、デジタルメディア方針における英国政府へのコンサルティング、Google Zeitgeist、MusicBiz、MIDEM、SXSW等音楽業界カンファレンスへの登壇経験も持つ。
パトリック・ロス
Music Ally
最高執行責任者
アメリカ・アトランタ出身。ベルモント大学で音楽ビジネスを学びMBAを取得。カナダのNettwerk Recordsでキャリアをスタート。その後、インディーズレーベルやアーティストと共に、ソーシャルメディア黎明期の「ウェブプレゼンス管理」に取り組む。デジタルディストリビューターAWALではデジタルマーケティング部門の責任者を務め、その後、Kobaltのレーベルサービス部門(現AWAL Recordings)でデジタルマーケティングVPを担う。2018年にMusic Allyに加わる。グローバル音楽業界の最前線で、現状や将来を見据えることに情熱を注ぎ、業界の発展に貢献している。
ヒル薫子
Merlin Japan株式会社
アジア太平洋地域 ゼネラルマネージャー
海外在住経験、エンターテイメント関連の法務プロジェクト等経験を経て、2009年から株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス(現株式会社NexTone)にて音楽著作権およびデジタル&グローバルビジネスの権利処理、ライセンス実務を担当。2016年10月世界のインディーズレーベルを支援するグローバルライツエージェンシー「Merlin(マーリン)」(本社:英国)が日本の音楽の海外展開を支援するため、アメリカに続く二つ目の海外拠点として設立した日本オフィス開設時のメンバー。直近ではByteDance株式会社グローバル音楽事業開発部門にてTikTok、CapCut等の音楽ライセンシングおよびデータライツマネジメントに携わる。2024年9月Merlin Japan株式会社代表兼アジア太平洋地域ゼネラルマネージャーに就任し、国内外レーベルのグローバルデジタルビジネスのアドバイス及びサポートに従事。
福山 泰史
Music Story
Business Development Japan
グローバルな音楽業界と日本市場をつなぐ戦略パートナーとして、15年以上にわたり音楽とビジネスの交差点で活躍。Spotify傘下のThe Echo Nestの日本展開を先導し、現在はフランスの音楽メタデータ企業Music Storyの日本事業開発を担当。自身が代表を務めるPRTLでは、音楽関連テック企業の日本進出支援に携わる。BoA、東方神起、JUJU、Crystal Kayらへの作編曲提供実績を持つ音楽プロデューサーとしての経歴も生かし、音楽とデータ、ビジネスの視点を融合させたアプローチを展開している。SXSW、Ars Electronicaなど、国際カンファレンスでの登壇多数。
ポール・ゴールドマン
Muserk
創業者 兼 最高経営責任者
米国テネシー州ナッシュビルに本社を構えるグローバル企業を率いるシリアルアントレプレナー。
ボストンの名門バークリー音楽大学を卒業後、作曲家・アーティストとしてキャリアをスタート。 自身のロイヤルティ回収に苦労した経験をもとに、クリエイターが直面する課題の解決に取り組む。 音楽、メディア、テクノロジー分野で30年以上の経験を持ち、Muserkを権利管理のグローバルリーダーへと成長させる。同社の特許取得済みAIプラットフォーム「Blue Matter」は、ロイヤルティ収益を400%以上向上させる成果を実現。 また、同社は、権利者の見過ごされがちな価値を可視化し、大規模な収益化を可能にするほか、世界中のロイヤルティ回収を手がけ、2,000万件以上の著作権を管理。 DSP、音楽出版社、権利団体と連携し、日本を含む各国の音楽ビジネスに透明性と効率性を提供している。
ルピンダー・シンガ
ワーナーミュージック・ジャパン
Strategy & Insights ディレクター
ヨーロッパでMBAを取得の後、日本を拠点にコンサルティング、テクノロジー、エンターテインメント業界において戦略立案や市場分析に関する責任者を歴任。2024年に、ワーナーミュージック・ジャパンに入社。同社のStrategy & Insights 部門のディレクターとして、データ駆動型の意思決定システムの導入をはじめとするデジタルトランスフォーメーションを推進。
ロブ・シーリー
Openstage
共同創業者
2020年にOpenstageを共同創業。
アーティストがファンに関するあらゆるデータを一元管理・活用できるプラットフォームを提供し、ファン一人ひとりの理解を深め、報酬を与え、より深いエンゲージメントを実現している。ファンベースの潜在的価値を最大限に引き出す支援を実施し、Bad Bunny、Oasis、Lana Del Reyをはじめ、数百組のアーティストと連携。ファンとの関係性を軸にした次世代型アーティスト支援を推進している。
◆協賛企業について
レコチョク
レコチョクは「音楽市場の最大活性化」というミッションのもと、個人・法人向けの音楽配信事業、ブロックチェーン技術を活用したサービス企画など、権利者へのビジネス支援を目的としたデジタルソリューション事業を展開しています。また、子会社の株式会社エッグスでは、インディーズアーティストの音源配信、収益化支援等を含む幅広い活動支援を展開しています。
レコチョクグループは、日本の音楽業界発のデジタルソリューションカンパニーとして、音楽文化の発展を多角的にサポートいたします。
– 公式ウェブサイト:https://recochoku.jp/corporate/
beatdapp
beatdappは、グローバル音楽業界におけるストリーミング詐欺の検出・検証を専門とする最先端テクノロジー企業です。AIを活用した同社のプラットフォームは、メディアストリームをリアルタイムで認証・検証・確認し、アーティストやプラットフォーム、権利者に正確なロイヤリティの分配を可能にします。
beatdappは、膨大な数のデータポイントを分析することで、ストリーミングサービス(DSP)、レコードレーベル、音楽配信業者、権利管理団体が不正行為を発見し、収益の損失を防ぐとともに、デジタル音楽業界全体の透明性を高める支援を行っています。
– 公式ウェブサイト:https://beatdapp.com/
Chartmetric
Chartmetricは、世界の音楽業界をリードするデータ分析プラットフォームです。レーベル、マネジメント、ディストリビューター、音楽出版、ライブ・プロモーターなど、さまざまな企業やアーティストチームが直面する日々の課題に対して、高度かつ多面的なデータ分析を可能にすることで、意思決定や業務効率化を迅速に行い、戦略的なデータ活用を向上させます。Chartmetricでは、1,100万組以上のアーティスト、1億3000曲以上の楽曲、2,700万以上のプレイリスト、トラック毎の再生、UGC、チャート、オーディエンスのデモグラフィック等、30以上の主要な音楽サービスやSNSから収集したデータを網羅します。Chartmetricは、世界各地の音楽企業やエンタテインメント業界にて毎日利用されています。データを活用したA&R、アーティスト育成、マーケティング戦略の立案、ファン獲得、SNS運用、海外マーケティング、独自の分析ツールの開発など、さまざまな目的に最適化し、音楽で成功を続けるためのインサイトの発見、業務効率化、戦略開発を支援しています。
– 公式ウェブサイト:https://chartmetric.com/ja
OpenPlay
OpenPlayは、Universal、ADA(Warner)、MNRK、Concord、Hybe、Netflix など、多くのグローバルレーベルやディストリビューターが使用するゴールドスタンダードの権利管理プラットフォームです。 OpenPlayのプラットフォームは30ヶ国語で構築され、日本のサポートチームと設立当初からのクロス著作権により、世界中の音楽業界のプロフェッショナルが使用する、フィジカルおよびデジタルアセットのための決定的なデータおよび権利管理システムです。 さらに、OpenPlayは独立した音楽出版プラットフォームをまもなく立ち上げる予定です。
– 公式ウェブサイト:https://openplay.co/
Muserk
Muserkは、特許取得済みのAI技術と高度なデータ照合技術を駆使した、権利及びロイヤリティ管理を専門とするグローバル企業です。独自のプラットフォーム「Blue Matter®」により、デジタルプラットフォームおよび国際市場におけるロイヤリティの迅速かつ正確な特定・回収を実現しています。現在、40か国以上で1,500万件を超える著作権を管理し、権利者が収益を最大化し、取りこぼされた収入を回収できるよう支援しています。 複雑な権利問題に対して、スマートかつスケーラブルなソリューションで対応することで、Muserkは現代のデジタル経済において、クリエイターが公正かつ効率的に報酬を受け取れる仕組みを実現しています。
Muserkは、スケーラブルな自動化、透明性、そしてグローバルな展開力を通じて、ロイヤリティ回収の可能性を再定義しています。
– 公式ウェブサイト:https://muserk.com/
Music Story
Music Storyは、高品質な音楽メタデータと顧客中心の姿勢で知られるフランス発のリーディングカンパニーです。技術力と柔軟な対応力を活かし、音楽体験の最適化や収益改善を支援します。現在50か国で展開し、地域ごとの知見と国際水準の運用品質を両立しています。
– 公式ウェブサイト:https://music-story.com/
Gerbera Music Agency
Gerbera Music Agencyはデジタル広告の運用力に強みを持つ、音楽業界特化型のデジタルマーケティングエージェンシーです。高精度のターゲティングで配信する各種SNS広告を通じて、アーティストの楽曲プロモーションや販売促進を伴走支援しており、レコード会社、音楽事務所、音楽出版社など250社以上の取引実績があります。当社は「アーティストの自己実現に貢献すると共に、全社員の物心両面の幸福を追求する」ことをミッションに掲げ活動している企業です。
– 公式ウェブサイト:https://gerbera-music.agency/
Daflow.ai
Daflow.aiは、イタリア、アメリカ、シンガポール、中国、ベトナムなど世界の主要拠点にオフィスを構えるグローバル・テクノロジー企業です。アジア本社は東京にあり、IMCJ(Independent Music Coalition Japan)のメンバーとして、日本のクリエイティブ市場の成長を戦略的に支援します。国内の才能やビジネスが、グローバルでの影響力と収益を拡大できるよう力を注いでいます。Daflow.aiが提供する統合型SaaS(Software-as-a-Service)ソリューションは、クリエイターが自身の創作資産を自在に管理・運用できるよう設計されています。業務の効率化、コラボレーションの促進、そして分散型ディストリビューションなどの革新的な手段を通じて、より柔軟で持続可能な創作活動を実現します。Daflow.aiは、作品の保存・整理・管理から、グローバルな配信・ライセンス管理・収益回収、さらにはクリエイティブビジネス全体の運営までを一元化するインフラを提供。ひとつのプラットフォーム上で、創作とビジネスのあらゆる側面を統合し、クライアントの世界進出とイノベーションを力強くサポートします。
– 公式ウェブサイト:https://daflowai.co.jp/