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米国カリフォルニア・ロサンゼルスで7日に発生した同州史上最悪な山火事は、現在も被害が拡大しており、消火活動は現在も続いています。2025年のグラミー賞は、破壊的な被害にもかかわらず、予定通り2月3日(現地時間)にロサンゼルス中心部のCrypto.comアリーナで開催することが発表されました。しかし、多くのレコード会社は、相次いでグラミー賞に関連するイベントの中止を発表。被害者支援に資金やリソースを充てる迅速な対応を表明しました。

ユニバーサル ミュージック グループ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナー・ミュージック、BMGは、通常開催してきたアーティストショーケースやアフターパーティーを含むイベントを中止し、資金を支援活動に転用することを約束しました。また、女性プロデューサーやエンジニアを表彰するResonator Awards、マネジメント会社Milk and Honey Managementもイベント延期を発表しました。

ソニーグループは、被害者の支援に向けて500万ドル (約7.9億円)を寄付しました。ワーナー・ミュージック・グループ/ブラバトニック・ファミリー財団も、被災地コミュニティ、地元の緊急対応チーム、音楽業界で被災した人々を支援する組織に向けて100万ドルの寄付を発表しました。

ユニバーサル ミュージックのルシアン・グレンジCEOは、少なくとも50名の従業員が住居を失い、大勢が避難を余儀なくされていると明らかにしました。