ナップスターは、突如として音楽ストリーミング事業から撤退し、今後はAI事業へ軸足を移行することを明らかにした。音楽サービスは2026年1月5日に停止した。ユーザーからは楽曲再生の途中で突然アプリが利用できなくなり、「ナップスターは音楽ストリーミングサービスではありません」とメッセージが表示されたことも報告されている。ナップスターはサービス停止に伴い、ユーザーが保存しているプレイリストや楽曲ライブラリを他の音楽サービスへ移行するための外部ツールを案内している。
今回のサービス終了によって、音楽ストリーミング市場からDSPが一つ消えることとなった。同社の戦略転換は、競争の激化が続く音楽ストリーミング市場において、小規模・中堅サービスが事業を継続することの厳しさや、SpotifyやApple Music、Amazon Music、YouTube Musicなど大手との差別化の難しさを示すものとなった。
ナップスターは、近年は度重なる親会社と経営体制の変更を経験している。2025年にはAI・メタバース会社のInfinite Realityに買収されて以降は、AIツールを活用したサービスの提供を目指してきた。
