レコチョク、韓国の音楽サービス「Melon」へ楽曲配信。FLAGGLEとEggs Passから配信が可能に

レコチョクは同社が提供する音楽ディストリビューションプラットフォーム「FLAGGLE」(フラグル)と、インディペンデントアーティストやDIYアーティスト向けの「Eggs Pass」が、韓国Kakao Entertainmentが運営する音楽プラットフォーム「Melon」と連携したことを発表した。これにより、FLAGGLE及びEggs Passで配信するアーティストやレーベルの楽曲がMelonへ配信可能となる。

https://recochoku.jp/corporate/news/20251016-dd-kakao/

レコチョクは近年、グローバル規準のツール開発を強化し、日本国内のクライアント企業や、関連会社エッグスのサービスを利用するインディペンデントアーティストが直面する様々な課題を解決する支援体制を向上させている。今年のMusic Ally Japanグローバル・デジタルサミット2025でも披露された「FLAGGLE」は、米国のディストリビューションテクノロジー「AudioSalad」のシステムを基盤に開発され、グローバル規準の楽曲配信機能を国内企業に採用されるなど、日本の音楽業界で求められる配信環境のアップデートを実現してきた。

韓国のDSP大手であるMelonは、長年同国のトップ音楽ストリーミングプラットフォームとして利用されてきた。近年は世界中のK-POPファンダムからの注目によって、Melonの存在感と認知度もグローバルへ拡大しつつあり、加えてMelonチャートの展開や、韓国を代表する音楽アワードの一つであるMelon Music Awards (MMA)の運営で、韓国以外の国の音楽ファンへリーチする可能性も広がっている。