Spotifyは新たな値上げを発表した。対象国は米国、エストニア、ラトビアで、値上げ幅は1-2ドルとなった。例えば、プレミアムプランは月額11.99ドルから12.99ドルに価格改定された。日本円換算すると月2,100円程となる。プレミアム以外のプランも同時に値上がりとなる。ファミリープランは19.99ドルから21.99ドル。Duoは16.99ドルから18.99ドル。学生プランも例外ではなく5.99から6.99ドルとなる。

これは、米国では過去2年半で3回目の値上げであり、2023年7月に月額9.99ドルから10.99ドルへ上がり、2024年6月にさらに1ドル上昇した。

今回Spotifyは値上げの理由について次のように説明する「各市場における価格の随時更新は、Spotifyが提供する価値を反映するもので、可能な限り最高の体験を提供し続け、アーティストへの利益分配を実現していきます」

音楽権利者の間では、Spotifyや競合サービスに対して値上げを続けるようプレッシャーをかけていたため、値上げを歓迎する意見が多い。今回のSpotifyの動きに併せて、競合サービスが値上げするかどうか注目が集まる。現時点で、Spotifyや他のDSPで、値上げを理由にした解約の急増は報告されていない。2025年11月に公表されたSpotifyの最新データ (2025年度第3四半期実績)によれば、同社のプレミアムプラン加入者は前年比12%増加し2億8100万人、月間アクティブユーザー数も11%増で7億1300万人という、いずれも二桁成長が報告された。ただし、これらの数値は全てのSpotifyサービス提供国を網羅した実績で、米国など特定の国に関する数値は決算報告では公表されていない。