TikTokは、ソングライターを支援する新機能「TikTok Songwriter Features」(ソングライター機能)のベータ版を発表しました。新機能は、TikTok上でソングライターの優れた創作活動と音楽の認知を高めることを目的としており、ソングライターが音楽をプロモーションする際のオーディエンスを広げ、自身の存在を高めていくために活用できます。

今回の機能によって、ソングライターは公式のソングライターアカウントに登録できるようになります。登録されると、プロフィール上に「Songwriter」(ソングライター)としてのラベルが表示できるようになります。また、登録後はプロフィールに「Songwriter Music Tab」(ソングライター楽曲タブ)が追加され、自身が作詞作曲、共作した楽曲を一覧表示できるようになります。

TikTokを活用するローレン・クリスティトビー・ガッドジャスティン・トランターなどのソングライターは、すでにこの新機能をいち早く活用しています。

同機能へのアクセスは、現段階では限ぎられた音楽出版パートナー企業が対象です。発表にあたり、Kobalt、Reservoir、Sentric、Warner Chappellなどからコメントが紹介されており、これらの企業はベータテスト参加企業の可能性があります。新機能を使いたいソングライターや企業は、今後の登録に向けて、ウェイティングリストに登録できます。

TikTokでは、ソングライター向けの機能や取り組みを拡充してきました。その中には、楽曲の背景にあるストーリーを紹介する「#BehindTheSong」キャンペーン、TikTok内で新曲の認知を高める「New」タブの追加、TikTokで出会った音楽をストリーミングサービスへ直接お気に入り追加やプレイリスト追加できる「音楽アプリに追加」機能などがあります。