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アーティストや音楽クリエイター、作詞作曲家のクレジット情報と音源ファイルの取得・管理を効率化するA&R管理プラットフォーム「Connex」が新たにローンチしました。同社を最初に導入したクライアントとして、ユニバーサル ミュージック グループが採用しました。

Connexは、アーティストやプロデューサーが使用する制作ツールと、レーベルやディストリビューター、音楽出版社のシステムを連携させ、クレジット情報の入力や履歴の追跡、音源ファイルを視聴・管理・共有する環境を実現します。これにより、アーティストや作詞作曲家、プロデューサーなどの適切なクレジット表記と、正確な収益分配を支援します。

レコード会社の課題とされる手入力作業やミスを最小限に軽減する機能も実装されます。追加した音源に対して自動サンプル検出を行い、サンプル音源の許諾を早期に実現します。歌詞の文字起こしを自動化し、入力ミスの防止や作業時間の効率化も向上させます。メールやスプレッドシート、各種ドキュメントからの情報も自動的に取得し、情報整理の入力作業を最小限に減らし、業務効率化が実現できるのも特徴です。

Connexの開発には、約4年の歳月が費やされ、業界関係者との協議を重ねて、業界最高水準の機能を実現しました。また、音楽著作権データ管理やロイヤリティ管理システムの開発を専門にする企業のSTAGEも開発に携わりました。STAGEはこれまでSession StudioやSalt、RDxといったシステムの開発を手掛けてきました。