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ワーナーミュージック・ジャパンは、EMI Recordsのマネージングディレクターを務めた岡田武士氏が、新たに社長兼CEOに就任する人事を発表しました。岡田氏は12月2日に着任し、ワーナーミュージック・グループのアジア太平洋地域レコード音楽事業統括担当のサイモン・ロブソンに報告することとなります。

岡田氏は今回の就任にあたり「ワーナーミュージック・ジャパンが進化するこの重要な時期にリーダーを務めることができることを嬉しく思います。また同時に、アーティストを大切にすることで業界でも知られる小林さんから引き継がせていただけることを大変光栄に思います。市場が急速に変化する中、我々は非常に野心的な成長戦略を掲げています。ワーナーミュージック・ジャパンが常に成長と発展を続けられるように、その進化を力強く牽引していく所存です」と述べています。

岡田氏は2018年からユニバーサル ミュージックのEMI Recordsでマネージングディレクターを務め、レーベル事業を統括してきました。在籍中、松任谷由実やMrs. GREEN APPLEをはじめ、数多くのアーティストのヒットや、チャートでの成功を実現させ、レーベルの成長に寄与してきました。

また、岡田氏は10年以上に渡り、ユニバーサル ミュージック社内で、ストリーミング時代におけるデジタルマーケティング戦略の開発で中心的な役割を担い、ストリーミングに対応したヒット創出に大きく貢献してきました。

ワーナーミュージック・ジャパンは9月、2014年から10年に渡りCEO職を務めてきた小林和之氏が、年内に退任する発表を行ったばかりでした。