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2018年8月、NetflixがiOSアプリ向けに、新たなサブスクリプション登録方法として、Netflixのモバイルサイトに直接支払いの詳細を入力する方法を試験的に実施していることがわかった。

これにより、アップルのアプリ内課金システムを回避することで、Netflixはサブスクリプション月額の30%(ユーザーが1年以上サブスクリプション登録を続けている場合は15%)をアップルに取られずに済むようになる。

今年に入り、Netflixは試験ではなく、本格的に全世界でこの方法を実施することになったという。「新しく会員になる方の支払い方法として、iTunesはもはやサポートされていません」とNetflixは伝えている。

アップルは常に直接サブスクリプション登録をすることは認めてきたが、iOSアプリ内から直接登録にユーザーを誘導することは禁じてきた。今回のNetflixの動きはアップルのポリシーに対する挑戦となる。Spotifyもまた昨年の夏に、新しい登録者はiOSアプリ内課金を使用できない旨を決めている。

米国調査会社ループ・ベンチャーズは、これらの動きによるアップルへの影響を予測し、「我々は、アップルのサービス部門の収益の40%をアプリが占めており、アプリ収益の20%をアプリ内サブスクリプション課金が占め、そのうち多くて5%がNetflixとSpotifyによるものと考えています。」と分析した。

また、長期的な影響について、「アップルがNetflixとSpotify両方からの取り分を失うとなると、アップルのサービス部門の収益は0.4%程低下し、アップル全体としての収益は0.07%程低下すると見られます。」と報告している。