ライブエンタテインメント大手の「AEG Presents」は、韓国で新たに事業を拡大した。新設した韓国オフィスのマネージング・ディレクターにはジョナサン・リー (Jonathan Lee)が就任した。リーはソウルが拠点となり、AEG Presents Koreaの事業と成長戦略を統括する。リーは以前WPP Koreaでビジネス開発ディレクターとして、戦略施策、パートナーシップ、M&Aを主導してきた。WPP Korea以前は、CJ ENMで企業戦略及び国際事業職を務めており、エンタテインメントおよびマーケティングの領域で20年にわたる経験と、事業開発戦略、パートナーシップ、M&Aを強みとする。今後は、AEG Presentsのグローバルツアリング担当上級副社長マイケル・ハリソン (Michael Harrison)にレポートする。
AEG Presentsは2025年3月、K-POPグループのATEEZやXikersと契約する韓国企業KQ Entertainmentと複数年の戦略的パートナーシップを締結した。この契約でAEG PresentsはATEEZのグローバルツアーの全制作から、プロモーション機会の拡大までを担う。2024年にはATEEZはK-POPグループとして初めてコーチェラ・フェスティバルに出演したが、同フェスティバルはAEG Presentsの子会社であるGoldenvoiceが制作している。AEG PresentsのK-POPアーティストのグローバルツアー制作では現在、ATEEZとENHYPENが名を連ねる。他のジャンルでは、ジャスティン・ビーバー、サブリナ・カーペンター、テイラー・スウィフト、ポール・マッカートニーらがAEG Presentsのグローバル・ツアリング・アーティストに掲載されている。
リーは就任に際して次のように述べた「K-POPと韓国のライブエンタテインメント市場の双方にとって、これほど刺激的な時期にAEG Presentsに参画できることを大変嬉しく思います。韓国は、世界で最も重要な音楽市場の一つで、グローバルに影響力を持つファン文化とアーティスト・エコシステムは、ライブエンタテインメントの未来を構築しようとしています。AEG Presentsの韓国での存在感を高め、有益なパートナーシップを構築し、アーティストとファンの双方に長期的な成長機会を創出できるよう、チームと共に取り組んでいくことを楽しみにしています」
ハリソンは、次のように述べた「韓国はグローバルなK-POPエコシステムの中心であり、私たちのアジア戦略全体において重要な役割を担っています。ジョナサンの任命と韓国オフィスの新設は、AEG Presentsが同地域に長期的にコミットしていくための重要な節目となります」
