Apple Musicが2026年に注力する領域の一つがダンスミュージックだが、提携パートナーが拡大中だ。中でも音楽フェスティバルやイベントのライブ配信「Club Live」と、アーカイブ配信の組み合わせを世界各地で展開している。今年5月には、アメリカの大型エレクトロニック・ミュージック・フェスティバル「EDC ラスベガス」と連携して、同イベントの無料ライブ配信をApple Music Clubラジオステーションで展開した。ライブ配信されたDJセットは、EDCがキュレーションする専用ページでApple Music利用者向けにアーカイブ配信されている。
また5月には、イギリス・マンチェスターで開催されてきたクラブイベント「The Warehouse Project」と提携し、20周年記念イベントの「Club Live」を展開する。Apple Musicは同イベントの歴史を追ったドキュメンタリー映像作品「Twenty Years In Manchester」も独占配信する。これらのライブ配信に加えて、Apple Musicはさらに2つの取組みを発表した。
「Club Mix」はApple Music Clubラジオステーションで無料配信したDJミックスを、Apple Music利用者向けにアーカイブ配信する取り組みだ。「Club Resident」は、Apple Music内にアーティストやDJがレジデントとして登場し、単発のDJミックスに留まらず、複数回のミックスを配信する長期的な取り組みだ。Club Mixの第一弾では、毎年6月に開催されるフランスの音楽祭「フェット・ド・ラ・ミュージック」 (Fête de la Musique)と連動して、フランスのDJやセレクターであるMiss Kittin、Paloma Le Friant、AnethaとTatyana Janeによる3つのDJミックスがパリのApple Musicスタジオで収録され、配信された。
Apple Musicのダンス・エレクトロニックミュージック&DJミックス部門グローバルヘッド、スティーヴン・キャンベル (Stephen Campbell)は次のように述べた「DJミックスは、アーティストが自らのストーリーを語り、文化の一瞬を記録する最も重要な手段のひとつであり続けてきました。Club MixとClub Residentを通じて、アーティストが自らの創造的な表現を発信できる新たなプラットフォームを創出するとともに、ダンスミュージック文化の持続的なアーカイブを構築していきます」
