世界的に人気のゲーム・プラットフォーム「Fortnite」を運営するEpic Gamesは、同社が主催するバーチャルコンサート「Fortnite Festival」のヘッドライナーに、日本の初音ミクが出演することを発表しました。過去には、The Weeknd、レディー・ガガ、ビリー・アイリッシュ、カロルGなど、世界で人気を博すアーティストがヘッドライナーを務めてきました。バーチャルアーティストの出演は、これまで出演した、様々なジャンルとは一線を博すキュレーションです。フェスティバルは、これまでと同じスタイルで開催されます。アーティストをテーマにしたバーチャルアイテム が登場し、プレイすることによってアンロックできたり、ゲーム内ストアで購入できます。初音ミクが参加するFortnite Festival シーズン7は、1月14日に始まり、4月8日に閉幕します。

Epic Gamesは、Fortnite Festivalシーズン7に新しい「ジャムトラック」を追加しました。これは、レーベルからライセンスされた楽曲をユーザーが利用できるバーチャルアイテムの一種で、ゲーム内イベントやUGC動画を生成しSNS投稿する際に利用できます。新たに追加された中には、SAWTOWNE ft. Hatsune Mikuの「M@GICAL☆CURE! LOVE ♥ SHOT!」、ブリトニー・スピアーズの「Work Work」、Cakeの「Short Skirt/Long Jacket」、ジェニファー・ロペスの「Love Don’t Cost A Thing」が含まれます。

Epic Gamesは、シーズン7以降において、ジャムトラックを使用したUGCコンテンツの収益化のルールを変更しました。YouTubeで配信する動画クリエイターは、対象のジャムトラックを使用した動画で収益化できる期間が7日に限定されます。収益化の期間終了後は、音楽の著作権保持者が収益化を主張できる仕組みになります。