投稿公開日:2025-12-31 投稿カテゴリー:音楽業界 / 音楽ストリーミング Spotifyの本拠地であるスウェーデンは、有料音楽ストリーミングが最も早く成熟した市場の一つだ。そのため、世界で音楽サブスクリプションが今後、成長するか、頭打ちに近づいているかを見極める指標として、スウェーデンの音楽市場の動向には注目が集まっている。もし、音楽サブスクリプションの成長が飽和状態に近づいているのであれば、スウェーデンでその兆候が示される可能性が高い。https://mediavision.se/article/press-release/10864調査会社Mediavisionが発表した最新の調査結果は、今後も成長が続くというものだった。同社は「2025年第3四半期、スウェーデンの世帯全体が登録する音楽・オーディオブック・ポッドキャストのサブスクリプション数は約530万件に達した。これはMediavision調べで過去最高記録を更新した。これは前年比で約25万件の増加で、内訳は主に音楽およびポッドキャストサービスの成長が増加を牽引した。スウェーデン国内では、Spotifyが依然として最大のサービスで、同国のオーディオサブスクリプションの3分の1以上をSpotifyが占めている。スウェーデンの消費者がオーディオサブスクリプションに支払う平均額は月額約135クローナだった (日本円換算で約2,220円)。これは過去最高額で、1年前の120クローナ (約1,967円)より約15クローナ (約245円) 増えている。Mediavision上級アナリストのフレドリク・リリクヴィスト (Fredrik Liljeqvist)は「Spotifyは長期に渡って市場リーダーとなり、安定期を経て、再び成長しています。スウェーデンの音楽ストリーミング市場では、勝者総取りの傾向が見られます」と述べた。IFPIのグローバルレポート2025によれば、スウェーデンの音楽市場は収益源の65.5%がストリーミングという中、その中でサブスクリプションは91.4%を占める。