Meta社は、「Threads」アプリの成長とユーザー獲得を加速させるため、クリエイター向け機能への投資を強化しています。同社は先日、Threadsの分析機能である「Threads インサイト」をクリエイター向けに拡充しました。

新機能は7月23日より展開が始まり、Threadsを利用するクリエイターは、「オーディエンス・インサイト」と呼ばれる新機能を含む分析機能を使い、投稿の閲覧数、フォロワーの行動などのフォロワー・エンゲージメント指標を詳細に分析できるようになったことに加えて、都市、国、年齢層、性別ごとのフォロワーのデモグラフィック・データも確認できるようになりました。

過去7日〜90日までの投稿で反応が良かった投稿をランキング形式で表示するチャートや、FacebookやInstagramなどを含む投稿への外部流入元に関するデータも提供されます。インサイトの画面は、アプリとブラウザ両方からアクセスが可能です。

Xの対抗アプリであるThreadsは、2025年1月-3月期 (Q1)で月間アクティブユーザー数が全世界で3億5000万人を突破したことが、CEOのマーク・ザッカーバーグから明らかにされました。前四半期から3000万人増えており、成長速度は加速しています。この勢いを伸ばすため、Threadsを利用するコンテンツ・クリエイターや影響力あるユーザーの獲得に向けた機能開発も今後さらに注力されることが予想されます。