
TikTokで見つけた楽曲を、様々な音楽ストリーミング・アプリのプレイリストに直接追加できる「Add to Music App」(音楽アプリに追加)機能で、SoundCloudが新たなDSPとして対応が始まりました。ユーザーはTikTokで見つけた楽曲をSoundCloud上の「Liked Tracks」(お気に入りトラック)プレイリストに追加できるようになります。TikTokユーザーは「For You」フィード下部にある楽曲名の隣に表示される「Add Song」ボタンをタップすると、SoundCloudが選べるようになります。
同機能はこれまでApple Music、Spotify、Amazon Music、YouTube Music、TIDAL、Deezer、Melonといったストリーミングサービスと連携を実現してきました。現在はTikTokが利用可能な国のユーザーは、同機能が利用できます。TikTokは、音楽アプリに追加機能の展開拡大が、さらなる音楽再生に繋がっていることを強調してきました。同サービスによれば、2024年のグローバル展開以降、10億回以上の楽曲保存が行われ、その数倍におよぶストリーミング再生が発生していると述べます。
SoundCloudのグローバル音楽事業責任者のエミー・ラヴェル (Emmy Lovell)は次のように述べています「SoundCloudは常に、新進気鋭のアーティストや新しいジャンルにおいて、次に来る音楽を発見するプラットフォームとして常に認識されてきました。TikTokとのパートナーシップにより、ファンが気に入った楽曲を簡単に保存でき、楽曲を制作するアーティストとの繋がりを作ることが、今まで以上に容易になります。この統合は、ライトなリスナーを生涯のスーパーファンへと育て、次世代の音楽カルチャーを支援するというSoundCloudのコミットメントをさらに強化します」