ロックミュージシャンのニール・ヤングは、2015年にはストリーミングサービスの音質を非難し、自身のカタログを引き下げるという業界が注目する決断を下し、音楽ストリーミングの歴史に名を刻んできました。

その後もニール・ヤングは、プラットフォーム最大手がいかにアーティストの利益分配を不平等にしたか、挑発的な議論を続けてきました(その中の幾つかは不正確だが)。

さらに彼は、一つだけでなく2つの高音質音楽サービス、PonoとXstreamを立ち上げ、さらに自身の音楽アーカイブサービスのサブスクリプション(月額1.99ドル)も始めました。

そのニール・ヤングは、9月にAmazon Musicが提供する高音質配信ストリーミングAmazon Music HDで、最新EP『The Times』を独占配信することを発表しました。最新EPはロスレスのFLAC形式でストリーミングされ、CDやダウンロードも販売されます。Amazon Music HDは現在、HD(ロスレス44.1 kHz)、Ultra HD(ロスレス、最大192 kHz)の高音質フォーマット、さらには数千曲を3Dオーディオ・フォーマットで配信しています。

Photo by Neil Young Archives