Spotifyは昨年、「WhoSampled」を買収して、その活用法に注目が集まっていたが、その膨大なデータベースと連携した新機能「SongDNA」の実装を始めた。SpotifyはSongDNAのプレミアム会員限定でグローバル展開する。新機能はSpotifyモバイルアプリで順次利用が始まっており、4月末までには全てのプレミアム会員が利用可能になる予定だ。
同機能はアプリの「再生中」画面からアクセスでき、楽曲に参加するソングライター、プロデューサー、コラボレーターの情報に加えて、楽曲内で仕様されているサンプル音源やフレーズの元ネタ、その楽曲のカバーバージョンまで遡ることができるようになる。つまり、SongDNAは、これまでの単なるクレジット表記の枠を超えて、新しい音楽の発見を支援する。
https://support.spotify.com/us/artists/article/songdna/
SongDNAの情報追加や編集は、アーティストやそのチームの担当者がSpotify for Artistsから直接変更できるようになる。SongDNAの管理には、AdminもしくはEditor権限を持つ必要があり、楽曲でメインアーティストとして登録されている必要がある。Spotify for Artists プレビュー機能を通じて、第三者クレジットや、WhoSampledの情報を基にしたサンプルや元ネタに関する楽曲関連情報を表示・非表示に切り替えることができる。追加したい楽曲の関連情報が不足している場合、誤っている情報を見つけた場合、WhoSampledの申請フォームから依頼を出すこともできる。Spotify for Artistsで行ったクレジット変更は48時間以内にSongDNAに反映される。
スポティファイは次のように説明している「アーティスト、ソングライター、プロデューサー、作曲家、エンジニアを含む、広範なクリエイティブ・コミュニティにとって、SongDNAは、コラボレーションや音楽的な影響をより前面に押し出し、ファンがクリエイターの作品を知り理解を深めるための新しい手段を提供します。SongDNAに表示される楽曲同士の繋がりは、アーティストやそのチームから提供される情報と、コミュニティ主導で集められたデータを組み合わせて構築されています。Spotifyでは、このベータ版の体験を今後も進化させていきます。その過程で、対象となるアーティストやレーベルのチームはSpotify for Artists上でSongDNAの構成要素を確認・管理できます。これにより、音楽的なストーリーの伝え方、リスナーへの届き方に直接関与できるようになります」
