Spotifyが動画ポッドキャストに注力し始めました。2021年からSpotifyは、ポッドキャスト制作者が音声だけでなく動画でも番組配信を行えるよう、「Spotify Originals」番組やAnchorアプリなどでテストを行っていました。

そして今回、Anchorアプリユーザーに向けて、動画ポッドキャスト制作機能「Video Podcasts」を発表しました。

動画ポッドキャストの配信にはAnchorアプリが必要となり、16:9のアスペクト比で撮影した動画が対象になります。機能はAnchorクリエイターに段階的に開放されていく予定で、ウェイティングリストに登録が必要となっています。

またSpotifyは、動画ポッドキャストを提携する多くのクリエイターにも開放していく予定です。「動画配信に進出したい既存のポッドキャスターや、Spotifyリスナーに対してコンテンツ提供を行いたい動画クリエイターなど、複数のクリエイターに徐々に開始する予定です」とSpotifyは動画ポッドキャスト機能のローンチを語っています。

Spotifyが名前をあげたクリエイターやポッドキャスト番組には、Philip DeFranco、The GaryVee Audio Experience、Jasmine Chiswell、The WAN Show、Juicy Scoop with Heather McDonald、Mark Manson、Tap In w/ Harry Jowseyなどがあります。

加えて、The Ringerの「Higher Learning with Van Lathan and Rachel Lindsay」や、「The Joe Rogan Experience」などSpotifyのオリジナル・ポッドキャストにも動画が加わる予定です。

この他にも、Spotify上では動画ポッドキャストの配信が今後増えていくことが予想されます。

ホストやゲストの顔や表情が見えたり、収録現場のリアルな様子が見れる動画ポッドキャストと、従来の音声で楽しむポッドキャストと両方が配信できるようになることで、ポッドキャストを普段聴きするリスナーや、ポッドキャスターの番組をフォローしたいリスナーが再生しやすい選択肢を広げつつ、クリエイターとファンとの関係性をより深められるプラットフォームとして認知を広げることで、さらに新しいクリエイターの獲得と利用に繋げたいSpotifyの狙いと考えられます。