世界各地でインディペンデントアーティストとレーベルを支援するディストリビューターのSymphonic Distribution は、音楽YouTubeチャンネルでディストリビューターのDistro Nationを買収した。Distro Nationは現在、200組以上のアーティストのYouTubeチャンネルの運営と収益化を支援しており、確立されたサポート体制、レポート機能、ロイヤリティ支払、YouTubeのTier Aステータスによる高単価の広告収益化を提供している。買収に伴い、Distro NationのCEO兼共同創業者のジョン・バルツ (John Baltz)は、Symphonicに加わり、UGC及び権利管理部門の責任者を務める。
同社は2011年にINDMUSICとして設立され、インディペンデントアーティスト向けにYouTube収益化を支援してきた。2016年2月には、世界的なバイラルヒットとなったBauerの「Harlem Shake」の収益化を行い、配信したインディーレーベルであるMad Decentを支援した。2016年にはライブ・ネイションが買収し、Live Nation Video Networkと改称されたが、2024年に独立し、現在のDistro Nationとして事業を継続してきた。
今回の買収により、Distro Nationが支援している著名アーティストのリンジー・スターリング、サバトン、ヤニー、グッド・シャーロット、ブライアント・マイヤーズ、スイッチフットなどの人気YouTubeチャンネルの運営と収益化が、Symphonicに加わる。加えて、世界的なヒットで知られるチャペル・ローンの2023年のデビュー・アルバム『The Rise and Fall of a Midwest Princess』以前に公開されたコンテンツも、同社がYouTubeチャンネルの運営と収益化を担っていく。
Symphonic Distributionは、2006年のサービス開始以来、様々なジャンルや国のインディペンデントアーティストの配信を支援するサービスを提供してきた。これまで、坂本龍一、イモージェン・ヒープ、サブライム、Odesza、ジョン・バティステ、Doechii、ニュー・ラディカルズ、ザ・ミッドナイト、サラ・マクラクラン、メリッサ・エサリッジなど、多彩なアーティストを支援している。最近では、海外展開を強化する戦略で、アジア市場でのサービス提供を行うチーム体制を強化している。
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