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音楽生成AI「Suno」の法務チームは、休む間もない時期を過ごしている。

また別の訴訟がSunoに対して起こされたからだ。

今回の原告は、20万人以上の作詞作曲家、音楽出版社を代表する、カナダ最大の音楽著作権管理団体「SOCAN」(カナダ作曲家・作詞家・音楽出版社協会、Society of Composers, Authors and Music Publishers of Canada)だ

SOCANは9月2日、Sunoに対し同社の生成AIが許諾や対価の支払無しに人間が制作した音楽作品を複製し生成・配信しており、その中にSOCANの管理楽曲を複製または模倣した生成物が含まれると主張する。

訴訟でSOCANは、Sunoがカナダ国内のプラットフォームで公開・配信した生成物のうち、複製の具体例150件を紹介するウェブページを公開している。

取り上げられている楽曲には、アヴリル・ラヴィーンの「スケーター・ボーイ」、トム・コクレーンの「ライフ・イズ・ア・ハイウェイ」、アレクシスオンファイアの「パッシング・アウト・イン・アメリカ」などが含まれる。

https://www.socan.com/socan-ai/ai-lawsuit/

SOCANの最高法務責任者兼ジェネラル・カウンセルを務めるアンドレア・ココニス(Andrea Kokonis)は、次のように述べた「私たちが有する証拠は明確であり、目的もまた明確です。それは、AI企業が音楽クリエイターや音楽出版社の権利を尊重しなければならないという原則を確立することです」

SOCANは、Sunoはネット上で容易にアクセス可能な事実上すべての音楽ファイルを用いて生成AIモデルを学習させることで事業を構築したが、必要な許可やライセンスは取得していないと主張する。

Sunoは、メジャー3社のユニバーサル ミュージック グループ、ソニー・ミュージック、ワーナー・ミュージックから、大規模な著作権侵害訴訟で訴えられてきた。

訴えでは、Sunoが許諾なしに膨大な著作権保護された音楽を使用し、AIモデルを学習させたと主張している。

2025年11月、ワーナー・ミュージックはSunoと和解で合意している。

投稿者

  • ジェイ・コウガミ

    ジェイ・コウガミは、Music Ally Japanのエディトリアル・ディレクターで、ニュースレター記事執筆、イベントおよびカンファレンスのモデレーターを担当しています。