フランスの音楽ストリーミング「Deezer」は、ユーザーが作成しているプレイリストや音楽ライブラリの中に、AI生成楽曲が含まれているかを検出する無料ツール「AI Music Detector」(AI音楽検出ツール) の提供を開始する。同ツールは、Deezerだけでなく、SpotifyやAple Music、YouTube Music、Amazon Music、SoundCloudなど、ユーザーが利用している競合を含む主要な20のストリーミングサービスに対応する。同社はこのツールを通じて、Deezerへプレイリストをインポートするよう、ユーザーにうながしている。

https://www.deezer.com/explore/en-us/ai-music-detector/

Deezerは、AI生成音楽を自動検出する独自技術の開発に注力しており、同社プラットフォームへアップロードされる楽曲に自動でラベルを付与するなど、AI楽曲と人の楽曲と区別して「透明性」の確保に努めてきた。今回のツールは、専用のウェブサイトにアクセスして、プレイリストをスキャンし、完全にAI生成された楽曲を割り出し、分析結果がSNSでシェアできるようになっている。

同社CEOのアレクシス・ランテルニエ (Alexis Lanternier)は、次のように述べた「大多数のユーザーは、自分にレコメンドされた音楽がAIによるものかどうかを知りたがっています。私たちのデータによれば、他のプラットフォームからDeezerへ移行してきたユーザーの約半数が、自身のプレイリストにAI楽曲を含んでいることが明らかになっています」