YouTube、動画クリエイターのディープフェイクやなりすまし対策に「類似性検出」新機能を開始。不正模倣コンテンツに対処
YouTubeは、アーティストやクリエイター、インフルエンサーがAI生成によるなりすましやディープフェイクを検知する新ツール「ライクネス検出」(Likeness Detection)の段階的な提供を始めた。新機能の詳細は、YouTube公式チャンネル「Creator Insider」の動画で紹介された。
YouTubeは、アーティストやクリエイター、インフルエンサーがAI生成によるなりすましやディープフェイクを検知する新ツール「ライクネス検出」(Likeness Detection)の段階的な提供を始めた。新機能の詳細は、YouTube公式チャンネル「Creator Insider」の動画で紹介された。
集客や空席、チケット価格の高騰など、課題が生まれるライブ・コンサート市場だが、未だに成長する国や地域、ジャンルも目立ち始めている。アメリカ人ヒップホップアーティストでプロデューサーのトラヴィス・スコットは、10月18日19日とインド・デリーのジャワハルラール・ネルー・スタジアムで開催したライブで、デリー市場最大のワンマン・アーティスト公演と、インド最大のラップコンサートという2つの新記録を樹立した。
アラブ首長国連邦 (UAE)で、著作権管理団体(CMO)「Music Nation」が正式に事業を開始し、著作権収益の徴収および分配を手掛けることとなった。今後、同社は、UAE国内での実演権収益 (Public Performance Rights)、録音権収益 (Mechanical Rights)の徴収と分配を権利団体に対して行っていく。これらの権利管理は米国の著作権管理団体であるBMI (Broadcast Music, Inc)との提携で展開する。
世界的に人気のヘヴィメタル・バンド、Slipknotは、20年以上に渡り匿名の所有者が保有しているドメイン名「slipknot.com」の使用権を取り戻すため、米国で訴訟を起こした。バンドの公式アーティストサイトのURLは現在「slipknot1.com」となっており、本来の「slipknot.com」は2001年にバンドと全く異なる匿名ユーザーによって登録された。
歌詞データをDSPへ提供しているMusixmatchは、音楽AIに関する業界初の契約を実現した。同社は、メジャーレコード会社の音楽出版部門であるソニーミュージックパブリッシング (SMP)、ユニバーサル ミュージック パブリッシング グループ (UMPG)、ワーナーチャペルミュージック3社と「AIイノベーション契約」を締結。
エド・シーランは9月12日、8枚目のアルバム『Play』を自身のレーベルであるGingerbread Man Records及びアトランティック・レコードからリリースした。今作の狙いはグローバルでの成功にあることは間違いないが、とりわけ南アジア、インド市場を狙った戦略に注目が集まっている。先日、イギリスのアジア人向けラジオ局「BBC Asian Network」に出演したエド・シーランは、パンジャブ出身の人気アーティストのカラン・オージャ (Karan Aujla)とコラボレーションしたことを明かし、インド音楽ファンの間で大きな話題を呼んだ。
ディストリビューションサービスを世界展開するBelieveは、日本事業の強化を目指すため、新たにBelieve Japan会長兼ストラテジック・ビジネスリレーションズ・シニアエグゼクティブ・ディレクターに今井一成氏を任命した。
日本企業もクライアントに持つB2B向け音楽ストリーミング向けソリューションを提供するオーストラリアのTuned Globalは、ロンドンのAI音楽スタートアップ「Figaro.ai」を買収したと発表した。Figaroは音楽企業の社内に蓄積する音楽カタログ楽曲に関するメタデータをAIで自動タグ付けし、社内で効率的な検索・管理を実現させ、TV・DSP・ブランドと共有するプレイリストを生成できるB2B向けソリューションを開発してきた。
Spotifyは、音楽出版社との直接ライセンス契約を拡大する取り組みを続けている。過去1年間で、3大メジャーレコード会社の出版会社であるユニバーサル ミュージック パブリッシング、ソニー・ミュージック・パブリッシング、ワーナー・チャペルと契約を結び、加えて、インディペンデント音楽出版大手のKobaltとも契約を締結した。今回新たにBMGがSpotifyとの直接契約を発表した。
アーティストやレーベルでのSNSマーケティングを支援する可能性の高い機能が、Threadsに追加された。新機能「コミュニティ」は、ユーザー同士が特定のテーマごとにコミュニティを形成したり、参加し、グループチャットで交流できる機能だ。